人間関係

損な役を引き受ける心理。

人から良い人だと思われたい私・・。

新年度は色々な役を担わないといけなくなりますね・・。

職場でのとある出来事。

新年度を迎え業務とはさほど関係のない役というものを新たに立てないといけなくなりました(具体的に言うと〇〇執行委員というやつ)。

私はその役に昨年も加入していたのですが、その役の業務のほとんどをこれまで先輩職員がこなしてくれていたので、就業時間外に月に1度ある会合にたまに出席するぐらいで、役としての勤めは終わらせることができていました。

しかし今年度はその先輩も役を担う余裕がないようで、代わりとなる新しい執行委員を立てたいということなのです。

私の想定としてはこのようになると踏んでいました。

まず先輩が執行委員を行ってくれる人がいないかと募る→誰も手をあげない→しばし続く沈黙→結局睨み合いが続いて渋々その先輩職員が継続することになる→今年度も全ての業務がその先輩が背負ってしまい多忙な1年となる。

はっきり言ってその状況は見ていられません。

手をあげた私・・。

当日、想定どおりの沈黙が続きました。

ここだけの話、1人の人間に業務を押しつけ恩恵だけを頂こうとする同僚たちの態度が嫌いです。

それにこの誰も反応しない空気にも耐えられません。

そもそも私はこの会自体から外させてもらいたいとずっと思っていたのですが、この先輩職員があまりにも不憫なので、この人のために手をあげることにしました。

「○○のため…」

とても恩着せがましい表現ですね。先輩のためと言いながら、結局は自分の良心を保つためなので結局はこれも自分のためなのです。

就業時間が終わった後に所要時間1時間近くかけて他施設に赴き、会合に参加する。その役を自分から申し出ました。

そして手をあげたときにこのような条件をつけました。

会合には出ます!でも私はそれを皆に報告するのはできないので他の方にお願いしたいです・・。

できることはやったつもりです。あとは他の職員さん達の出方を伺うのみです。

そもそもこの出方を伺うスタンスも大っ嫌いなのですが・・。

睨み合いが続いた結果

結局、半ば強制的な指名によって私と残りの同僚2人が役を担うことになりました。

1人は3ヶ月に1回なら参加できるということ。

そしてもう1人はやると言わないとこの集まりが終わりそうにないというプレッシャーによって首を縦に振っただけで、結局後々に聞いてみると「行かない・・。」ということなのでした。

私は自分から立候補したわけですから、この1年は絶対に会合に参加することに不平不満は言わないようにしようと決意しました。

それよりも、後になって自分が今回立候補したことに関して、その動機について考えてみました。

ただ自分が良い人だと思いたいだけ?

これは大いにあり得る動機。

ツレと付き合っている時にもたまに感じることですが、自分の良心に逆らうようなことを行ってしまうことに耐えられないのです。1人の人間に雑用を押し付ける。そして自分は楽な立場に逃げる。それが嫌で今回の役(執行委員)を引き受けてしまったのではないか?これが動機の一つ。

ツレとの付き合いが辛いと感じることがあって、「ツレと離れたら楽になるだろうな・・」と思っている節が無いわけではありません。

しかし、離れずにもう10年以上のお付き合いを続けているのです。この状態からツレと離れてしまうと良心に逆らうというより、私が死んだ時にきっと後悔してしまうでしょう。

ツレと一緒にいることが茨な道になってしまう可能性はありますが、案外それはそれで楽しい独特な人生になっていくのではないかとも思っているのです。

 

…………そんなことより、今回の執行委員についてです。

自分が人からどう見られているかよりも、困っている人が目の前にいるのに保身に走っていることが嫌だったわけで、自分の中で自分の正義というものがあって手をあげたのだと思うのです。

これを自分のことをただ良い人だと思いたいだけだ!と言われたらそれまでですが、大事なのはこの1年が終わったらだらだらと続けずに役をスパッと辞めることです。

それができないと先輩が不憫とかなんとか言って役を引き受けたけど結局は物事に対して「ノー!」と言えないだけだという結論になってしまうからです。

このいざという時に「ノー!」と言えることが、非常に重要だと思います。

ノーと言えないだけ・・。

先ほども触れたことですが、断れるか断れないかという話です。

こういう業務外の役というものは、責任感が異様に強い人、つまり仕事で自分の存在意義を確保しようとしている人か、頼まれたら断れないタイプの人が引き受けているイメージがありました。

この2通りのタイプのどちらにも私は当てはまる傾向が昔はあったのですが、今は少しずつ自分が変わってきました。仕事に以前ほど精神的なものを求めなくなってきているし、「ノー」も以前より言えるようになってきました。

これらのタイプから脱却する方法が今なら二つ思いつきます。

1、自分を褒めること。

2、テストステロンを放出すること。

自分ホメはここ最近、毎朝出勤時に行っているので、徐々に定着しつつあります。

またテストステロンは脳内に放出される物質のことで、これが放出されると強気な性格傾向になれるとのことです。

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ウォーキングでテストステロンがアップする

強気な性格になるためにはテストステロンが有効です。

テストステロンについては「最強の体調管理」熊本悦明著(ダイヤモンド社)に詳細なことは書かれています。是非この本をご覧になって頂くと良いと思います。

↓肉を食べると良いとか、運動が良いとか書かれています。

さてテストステロンを放出するおすすめの方法がウォーキングです。

1日30分程度の汗ばむ程度のウォーキング(運動)によって、脳内にテストステロンを生み出され、海馬などに新しい脳細胞を増えていくそうです。

↓行きつけのジム。

ジム通いを行なっているのですが、そこで30分のウォーキングを確保することは時間的に難しいのです。だから、たまに多くて15分ほど歩くことにしています。

自分ホメウォーキングの2本柱で、きっちりと「ノー!」が言える気の強い人間になれれば、もっと生きやすくなれそうです。

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