本の実践

不安を払拭して解決策を見出す方法。

週末の過ごし方

何年経験しても週明けの緊張感に襲われる

お母さんも昔は人と話ができんかったけど、40超えたらそんなことはどうでも良くなってきてね、気にならんようになっていくよ。

母はことあるごとに人間関係で悩む私に対してこのようなアドバイスを行なってきました。

40を超えた・・そして20代の頃と変わらない悩みを抱えたままだぞ・・・どういうことだろう。

私の職場は週休二日制で土日が休みとなっています。

すでに職場に勤め始めて8年経過しているのですが、いまだに日曜日になると月曜から仕事があるという漠然とした不安感に襲われてしまうのです。

 

この不安感は具体的なものではなく、「何かよからぬことが起きるのではないか?」という部類のもので、それは人間関係にまつわるものでした。

誰かが私に対して激昂して傷ついてしまうのではないか・・。冷たい態度をとられて傷ついてしまうのではないか・・。そのような予期不安によって日曜日から(ひどい時には土曜の昼過ぎから)気が重たくなるのでした。

思考を止める

感覚を表現すれば不安感の塊のようなものが、胸の中に常にあるのです。

よく自己啓発系の本などの「引き寄せの法則」云々で、現実はその時に感じている感情に引き寄せられると言われます。

楽しい感情を常に感じていたら楽しい出来事を、怒ってばかりいると再び怒る様な出来事を、不安を感じてばかりだとまた不安を感じる様な出来事が起こるというわけです。

この引き寄せ的な話を信じるなら、胸にある不安感の塊を放置するのは良くありません。

日曜日に思い立ち、私はこの不安感をなんとか解消する手段はないかと足掻くだけ足掻くことにしてみました。

本から抜粋した日常生活に取り入れられそうな実践用のメモ帳を私は携帯しているのですが、それをめくってみて、今の私にぴったりな習慣はないかと探してみました。

↓いっときは処分しようと思ったものの、やはり捨てられない・・。

取り組めそうだと思った方法は以下の3つ。

思考を止める
5分間ボーッとする
宇宙に投げかける

これらは全て大木ゆきのさん著書「お手上げの法則」(大和書房)で紹介されていたものです。

まずは思考を止めることから始めてみました。

思考を止めるだけではなく、今回再度取り組むことにしたこれら3つの習慣はいずれも以前このブログで紹介したことのある方法です。

もう一度思い出して取り組むということは、この方法が自分に定着していなかったということですし、続かなくなったうえに忘れてしまっていたということです。

改めて説明すると、思考の癖として脳は同じ考えを頭の中で繰り返すという性質があります。だから、ひとつのことを考え始めるとそのことについてずっと同じことを考え続けるので、不安から距離を置こうと思ったら考え続けるより思考を止めることが有効なのです。

思考を止める時間は5秒間で充分。

そもそも不安感は実際に自分が体験したことではなく、体験に対する感じ方の問題です。

 

主観であり、自分の中から生み出されたものなのです。だから感じ方を解決すれば問題はないのです。

とにかく不安が湧きあがっているので5秒間思考を止めてみました。

「ああ不安だ・・・仕事に行くのが怖い・・・・・・。ふんっ!(1、2、3、4、5・・・)」

なんか不安が途切れた気がする。

 

以前勤めていた職場で、人間関係に翻弄されていた時期がありました。

 

そのときは人間関係が崩壊しており、若く経験が不足していた私が見ても修復不可能なところまでいっちゃっていたのです。

悩んだ私はその当時の上司に勇気を出して相談してみました。

するとこの様な返答が返ってきたのです。

そんな風にトラブルが起きるって暇な職場なんだよ・・・忙しかったらそんなことしてる場合じゃないもん・・。

思い詰めていた私は上司のあんたもその責任の一端はあるぞ!と憤慨したものですが、今思うとその考え方も一理あると思うのでした。

忙しく日々を過ごすことで、その間は思考が悩みから離れます。

 

悩む暇さえなくなってしまうのです。筋トレも同じような効能が確かあったはずです。筋肉を鍛えている間に脳は肉体的な苦痛に意識がいってしまうので、悩みから開放されるのです。

 

とにかく不安にとらわれたら、その悩みから引き離すものを生活に取り入れて忙しく過ごすことが良いのかもしれません。

5分間ボーッとする

考え事をしている時は脳は局所的に活性化されます。しかし「ぼーっとしている時」というのは脳が全般的に活性化されるそうで、脳を有効的に使うためには「ぼーっとする」ことが必要なのです。

 

人間は考えれば考えるほど賢くなっていくと思い込んでいたので、この脳の活用法は意外でした。

 

ただし、よく「ぼーっとする」にテレビを見ながらとか、マンガを読みながらとか、ネットを閲覧しながらとかが含まれがちなのですが、そうではなく景色を見ながらぼーっとしたり、空を見ながらぼーっとしたりなどの方が脳を活性化させるためには有効なようです。

推測になるのですが、きっとテレビやマンガやネットだとそれを見ている時に意味を理解しないといけなくなるので、その時は局所的に脳が活性されると思うのです。

そうではなく全般的に活性化させるためには、高度な脳の働きが必要ではない環境に身を置いた方が「ぼーっとしやすい」のだと思います。

 

それで景色などを眺めたときに「ぼーっ」とした方が良いのかもしれません。

職場の休憩時間中にたまに空を見上げながら「ぼーっとする」時間を設けるようにしています。

↓職場から見える青空です。

この時間の使い方は決して間違ってはいないのです。

宇宙に投げかける

宇宙というものは相談相手になってくれるようです。

「○○してください!」とお願いするような投げかけ方で良いようです。

すると何の導きかはわかりませんが、出来事なり人伝なりで何かしらのヒントや具体的な解決策を授けてくれるようになるそうです。

自分なりに解釈をすると、脳は質問に対して必ず答えを導き出すという性質があると聞いたことがあります。

 

よって脳にどのような質問を投げかけるかが重要なのです。

質問した後はそのことから一旦離れて自分が楽しいと感じることに取り組んでいると、あるときポン!と良いアイデアや解決策がやってくるそうです。

つまり宇宙に対して投げかけることと、5分間ぼーっとすることは解決策を見出すうえで繋がっている方法なのです。

まとめると思考を止めることで不安からの囚われから解放されます。

 

不安から解放されるためには思考を止めるのが1番手っ取り早い方法だと思うのですが、とにかく筋トレでもなんでも趣味でも良いので、忙しくすることが有効だと思います。

 

そして宇宙に願望を投げかけたうえで、ぼーっとする時間を増やしていきます。すると悩みに対する解決策がポン!と生まれてくるという流れになります。

どうでしょう?

「ツレと私が世界一幸せな人生をおくれる方法を教えてください。」と投げかけてみたいと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

幸せが無限に舞い降りる「お手上げ」の法則 [ 大木 ゆきの ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2022/3/29時点)

 

-本の実践
-, , , ,

© 2025 元ひきこもりで彼女が車いすユーザー。そして何とか成長しようとあがく男のブログ Powered by AFFINGER5