本の実践

瞑想を始めたときの話。

瞑想に取り組み始める

瞑想の抜群な効果

意志力・集中力・自制心を高める方法をお伝えします。

それが瞑想なのです。

その他、瞑想は良いことづくめなのですが今回はその瞑想にチャレンジし始めた話をしたいと思います。

改めて瞑想の効果についてです。

脳の前頭葉を効果的に鍛えることができる。
意志力や集中力を生み出す。
脳の扁桃体が変化して、感情のコントロールが上手になる。
共感力が上がって人間関係が改善する

ちなみに扁桃体とは感情喚起させるセンサーのような機能を果たす脳の部位で、不安や恐怖などの感情を喚起させます。

瞑想によって、この扁桃体を「快」にすると感情が安定していくのです。

思考を止める

「世界で一番楽チンな奇跡の起こし方 宇宙におまかせ!」大木ゆきの著(大和出版)を参考にすると、思考を完全に7分間止めることができれば、人は真実を垣間見ることができるそうです。

真実を垣間見るというのはかなりスピリチュアルなので、ひとまずその効果については置いておいて、瞑想の方法についてです。

まず軽く目を閉じて深呼吸を何回か繰り返してから、「1分間周りの音に耳を澄ます」瞑想を行います。

耳を澄ましているうちに、自然に思考が止まり、無が深まっていくそうです。

しかし思考が始まってしまうと、怖れの回路が作動します。

1日のうちの、わずか数分でも思考から離れる時間をもつだけでも怖れは消えるそうです。

さて、思考から離れたくても拭えない時にはどうすれば良いか?

そんなときは、眉間の辺りに軽く視線を集中させるのです。

思考が湧き上がってくるなら、そのまま思考が湧いてくるところから消えていくところまでを観察し続けます。

そしてこの思考を観察していると、ある瞬間、何も考えが浮かばない状態になるとのことです。

本の中ではこの後も瞑想の方法が続いていくのですが、音に集中して思考を観察し続けて無にしていくこの方法を自分のものにしていこうと思いました。

瞑想を実践します

まずは朝の通勤電車の中。

今朝はラッキーなことに早い段階で座ることができました。

さあ、さっそく瞑想の時間です。

目を閉じて深呼吸を繰り返します。そして、目を閉じたまま周囲の音に耳を澄ませます。

思考は止めようと思っても雑念が湧いてくるので非常に難しいのです。

意思をコントロールして「無」にする練習ですから、そりゃできるようになったら意志や注意力は高まると思いました。

それよりもまずその手前の周囲の音に意識を向けることからです。

ガキども…いや、周囲の中学生達の騒ぐ声が耳に飛び込んできます。

その奥からは列車の音と時折車内放送が聞こえてきました。

「ぷっ!しゅ~~~!」

目を開けると、窓外に見慣れたホームの光景が広がっていました。

いつの間にか職場の最寄りの駅に着いていたのです。

慌てて立ち上がりガキンチョども…いや学生達に混ざって改札に向かうのでした。

もう一度チャレンジ

帰宅時、もう一度電車に乗り込んで4人掛けの座席の一角に腰を下ろして本日2回目の瞑想チャレンジ。

深く目を閉じ深呼吸。

そして、周囲の音に耳を澄ませることにしました。

「ぷっ!!しゅ~~~!!!」

目を開けると窓外が暗くなっていました。

駅に到着。

私は慌ててリュックを抱きかかえて車輛から飛び出したのでした。

朝と全く同じ展開です。

どうしても目を閉じると周囲の音に耳を澄ませる前に深い眠りに就いてしまいます。

瞑想するまえに毎晩早く寝ろという教訓をこの愚かな物語は教えてくれています。

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公園で瞑想を行う

3回目のチャレンジです。

自宅近所の川沿いにある公園のベンチに座って瞑想です。

↓ちなみにここが私の行きつけの公園。

歩行者には私の後姿しか見えないので、瞑想をするには絶好のロケーション。

堂々と目を閉じて周囲の音に耳を澄ませます。

感想としては、絶好のロケーションとか言いながら野外の瞑想って結構怖いのです。

人の声や足音が聞こえてくると、ついドキッとして目を開けて振り返ってしまいます。

ベンチに置いたリュックが置き引きされないかと不安にもなります。

背後で声がするので振り返ってみると、すぐそばにある遊具に小さな子供とお父さんが一緒に遊んでいました。

なんだ!びっくりさせやがって!!ほほえましいじゃねえか!

再び目を閉じました。

今度はすぐそばを人が歩いている気配を感じました。

目を開けると風が吹いて落ち葉が流れていく音でした。

野外で目を閉じるとちょっとした音でおののいてしまいます。

再び目を閉じて音に耳を澄ませるとこんなときに限って急に横風が強くなります。寒い…。

それでもめげずに目を閉じポッと浮かぶ思考から距離を置き観察する………。

びくっ!!!

高いところから落下する夢を見たときの体が「びくっ!」となるあの感覚。

ここでも寝てた・・・・・。

やっぱり瞑想するまえにちゃんと寝ろという話ですね。

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