ビタミンDの分泌方法
今回は健康についての実践です。
人間はいかにビタミンDが必要なのかというお話です。
「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)にビタミンDについてのエピソードが掲載されていました。
整体療法の専門医で最もアクセスの多い健康サイトを運営するジョゼフ・マーコラー医師がビタミンDが不足したときの問題を指摘しています。
ビタミンDが不足した時に発生する病気
炎症性腸疾患・多発性硬化症・心疾患・高コレステロール値
神経系疾患・腎不全・生殖器系障害・筋力低下・肥満
皮膚障害・虫歯
不健康のオンパレード。
またビタミンDが不足することで睡眠障害をひきおこすこともあるそうです。
しかし、このように不足することで多大なデメリットを生み出すビタミンDですが、85%以上の人たちがビタミンD不足による健康問題を引き起こしているというのです。
というわけで今回はそのビタミンD不足を防ぐ対策を紹介していきたいと思います。
サプリメントからビタミンDを得る
まずは他の記事でも紹介したサプリメント。
私が飲んでいるのは、写真のビタミン剤です。
NOW Foodsというブランドのサプリメント。
説明文を読むと、健康な神経系の維持と脂肪やタンパク質からのエネルギーの生産に必要な水溶性ビタミンが含まれているそうです。
1日一粒摂取。
そして味は、やや甘い味でラムネを食べているような感覚なので非常に食べやすいサプリメントなのです。
効果の程は不明。
なんとなく効果があるような気がしてきます。
ちなみにサプリを摂取する時には事前の血液検査を行うようにとの注意喚起が「シリコンバレー式・・」の中では行われています。
私は肝臓の力がそれほど高くないので、サプリなどを摂取すると肝臓値がどん!とはね上がってしまう可能性もあるので注意が必要です。
またビタミンDの過剰摂取はメラトニンを抑制するので、睡眠にも悪影響を及ぼします。
なんだよー!ビタミンDはあってもなくても睡眠に障害があるのかよー!と思ったのですが、それは一時的なもののようで、寝る前ではなく朝に摂取すると良いようです。
食事からビタミンDを得る
ビタミンDが豊富な食事があります。
それはサーモン、卵黄、ツナなどです。
私は毎日卵かけご飯を2個食べるので、卵黄にはことかきません。
しかしビタミンD3を過剰に摂取してしまうと、数十年のうちに組織が石灰化するおそれがあるので、ここでも注意が必要です。
ビタミンDを心配するのは良いのですが、その前にコレステロール値を心配する必要がありそうです。
自然からビタミンDを得る
ここで再びジョゼフ・マーコラー医師に話を戻します。
マーコラー医師は自身の生物学的状態を良好に保つために、毎日90分間ビーチを散歩しているそうです。
毎日・・・しかも、裸足になってシャツも着ずに歩くとのこと。
背中がシミだらけになりそうだ・・。
海からは電子・光子・陰イオンを吸収し、海鳥が飛散させる微生物も浴びて、UVB(中波長紫外線)も浴びるそうです。
ここまでするとサプリメントを摂取しなくても、高ビタミン濃度が維持できるようになるのです。
それにしてもマーコラー歩きすぎ・・。
このように生物学的状態を保つ効果が海にもあるので、ツレと久々に海に向かうことにしました。
まず海に臨むカフェでピザとデザートに舌鼓をうったあとに、海岸まで移動してしばらく潮風を浴びながらぼーっと過ごしたのでした。
ちなみに私のツレは車いすユーザーです。
病名は多発性硬化症です。
覚えていますでしょうか?
多発性硬化症はビタミンDの不足が原因でも引き起こされる病気です。
今回ツレと海に行ったのは、彼女が海が好きだからです。
そして、もしかすると体がビタミンDを求めて海に行きたい欲求が芽生えているのかもしれないと思ったのでした。
体が求めていることはきっと体にとって良いことのはず。
その私の仮説をツレに伝えると彼女は鼻で笑っていました・・。

日光からビタミンDを得る
さて最後にビタミンDを高める方法が日光を浴びることです。
太陽光はセロトニンなどの幸福ホルモンを高める効果があると言います。
日照時間が短い高緯度地帯に住む人々は「季節性情動障害」(SAD)の発症率が高くなるそうです。
そのSADの治療法に効果があるのは「光療法」と呼ばれるものです。
そして最も効果のある「光療法」は1日20分外に出て、目と皮膚に自然な日光を浴びることというわけです。
かつそれが最大限のビタミンDを得るための方法になるのです。
超ストレス解消法
日光浴についてのメリットを言及しているのは「シリコンバレー式 超ライフハック」だけではありません。
鈴木祐さんの「超ストレス解消法」(鉄人社)にも日光浴の効能について詳しく書かれていました。
現代人の大半は1日に必要な量の日光を浴びておらず、ビタミンDが慢性的に足りないようです。
ビタミンDは日光を浴びることで生成されて、免疫システムを保ち、細胞の増殖を促し美肌をキープして、脳神経の発達に関わるメンタルの不調を防ぐ役割があるそうです。
またビタミンDが低下するとメンタルはストレスに弱くなるそうです。
こちらの本の方がビタミンDの効能についてわかりやすく書かれていました。
紫外線を浴びることで、肌が焼けてしまい、日焼けして美肌どころではないのではないかと思ったのですが、紫外線による老化を防ぐ適当な時間があるようです。
その皮膚ガン、光老化のリスクを避けるための適当な時間は日本人の場合平均値は25分から37分の間のようです。
よって1日最低でも6分から20分は全身に太陽を浴びるように心がけると良いとのこと。
そしてビタミンDが最も増えやすい時間帯は正午の時間で、この時間に日光浴をするとビタミンDの生産量は多くなるそうです。
というわけで!張り切ってやってみましょう!
↓やはり日焼け止めは手放せない。
目標タイムは5分間。
職場の物陰に隠れて空を見上げました。
曇っとる…。
紫外線は日光なのだろうか…。
この曇り空の下で効果があるのだろうか…。
そんな疑問を持ちながらも、ひとまずぼ〜っと過ごすことにしました。
すると、遠くから昼ごはんの買い出しを終えて戻ってきた自転車を漕ぐ同僚の姿が見えました。
つい建物の陰に隠れてしまいました。
変わり者だと思われたくない。
そんな小さなプライドが発動。
本日は5分で日光浴は切り上げました。
これなら毎日無理なく続けられそうです。