本の実践

デジタルを遠ざけて、食事も変えて、ひたすら寝る。

デジタルデトックスの方法と食生活の改善

旧石器時代に生活を戻す

「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)に興味深いライフスタイルが紹介されていました。

2016年のドイツのセバスチャン・シャワルツ博士が行った実験です。

内容は3泊4日だけ旧石器時代に近い生活を健康な男女13名に行わせるというものです。

そのときの生活の条件が以下になります。

・スマホやパソコンなどの電気機器は没収。
・朝食は抜き、昼過ぎに根菜類・フルーツ・ナッツと軽い食事。
・夜は野菜を中心に加熱調理した肉を食べる。
・睡眠は8時間より多くとる。

この生活を4日続けるだけで、驚異的な効果が生まれました。

その効果とは

結果、被験者の体重が平均で7、5%減り、内臓脂肪が14、4%改善。

糖尿病リスクの指標も57、8%改善したとのことです。

旧石器時代に近い暮らしには大きなメリットがある。肥満や糖尿病といったメタボリックシンドロームのリスク要因を減らせるのだ。自己免疫疾患や神経炎症といった現代病は、自然の多いライフスタイルによって治療できるかもしれない。

「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)

3泊4日でこれだけの効果が生まれるので、実践する価値は充分にあると思います。

健康診断の結果

12月に私は健康診断を受けました。

筋トレの成果もあってか、体重や腹囲などは減っていたのですが問題もありました。

それは空腹時血糖という欄の数値が跳ね上がっていたのです。

空腹時血糖とは、腸で吸収されて血液中に入ったブドウ糖がどれだけ含まれているかを現すもので、数値が110〜125は糖尿病の境界域なのだそうです。

私の数値は110です。

境界域に足を突っ込んでいた状態でした。

数値を見てドキッとなる・・。

甘いものは控えていたつもりでしたが、ブログの執筆を行うときには必ずと言って良いほど私はキャラメルなどを口にしています。

もともと私は甘党だったので、糖尿病になる要因はあったわけです。

年々この空腹時血糖が微増していたので、人ごとではないのです。

この旧石器時代のライフスタイルを参考にして、実践してみようと思います。

電気機器を没収しすぎると不安になる

まず最初にスマホやパソコンなどの電気機器の没収の実践からです。

「最高の体調」によると、スマホなどのデジタルデバイスは社会不安を招き、ストレスからの回復を妨げるとのことです。

ストレッサーの管理が難しくなるデジタルデバイスですが、刺激が強い分依存度も高くなってしまいます。

その強烈なデジタルへの依存を防ぐために、スマホ用のコンテナというものがあります。

さっそく朝一番に、コンテナにスマホを入れてタイマーをかけて出勤しました。

夕方になって仕事が終わり、連絡がきていないかとリュックからコンテナごと取り出してスマホを確認しようと思ったら、コンテナがいつの間にか誤作動をおこしていたのです。

蓋が閉まった状態で、ボタンが押されていました。

タイマーが残り10時間30分となっていたのです。

深夜までスマホが取り出せません。

こんな日に限って、翌日は天候が崩れるという予報が出ていました。

早起きをしないと出勤時間に間に合わない恐れがありました。

スマホが出せないからJRの遅延情報もわかりません。

そして早起きしようと思ってもタイマーもかけれません。

スマホをコンテナに(不可抗力で・・・)ぶち込むことで得られた時間と引き換えに、翌朝への不安を得ることになりました。

スマホをコンテナに入れるタイミング

このようにスマホをコンテナに入れて使用ができなくってしまうと、不便なことが多々あります。

そのひとつに、スマホの電子決済についてです。

荷物を少しでも減らすために、財布を持ち歩いていません。

仕事が終わった後に私はよくカフェに寄ってブログ作業を行うので、スマホが使えないと支払いができないのです。

よってコーヒー代を支払った後にコンテナを使用した方が良いのかなとも思ったのですが、やはりコンテナに入れるタイミングは寝起きが1番だと思います。

その理由は、仕事終わりはクタクタになっているので、意志の力がなかなか働かないからです。

一旦スマホでYouTubeなどを観てしまうと、その高い刺激によって脳内にドーパミンが出まくって止まらなくなってしまいます。

現にブログ作業を行う前にYouTubeを見始めたことで、大幅に時間が吹っ飛んでしまいました。

一方で早朝はまだエネルギーに満ちているので、意志が働き規律的なことができやすいという実感があります。

だからスマホを遠ざけるという行為がとりやすいのです。

また早朝の段階でスマホをコンテナに入れるもうひとつの理由は、観てから止めるのではなく、観る前から止められるからです。

出勤前にスマホを閲覧する時間などありません。

だからその間にコンテナに入れてしまえば、朝からデジタルデバイスを遠ざけることに成功するわけです。

だから、これからは現金より電子決済の時代だぜ!!と調子に乗っていたのですが、どうやら現金の力を借りる必要が生まれてきました・・。

食生活について

旧石器時代のライフスタイルは4つのうち2つが食生活に関することです。

夕飯は私は年がら年中「鍋」を食べているので、「夜は野菜を中心に加熱調理した肉を食べる」という点はクリアーしているはずです。

「朝食は抜き、昼過ぎに根菜類・フルーツ・ナッツと軽い食事。」に関しては、すでに朝食は抜いているので、昼食の改善に注力する必要があります。

ジャガイモやニンジンなどの根菜類やフルーツは昼食に摂っておらず、大抵お昼にはオートミールや鶏肉、ブロッコリーやアボカドやトマトを食べることが多いです。

ナッツに関しては、職場にお菓子が置かれているので甘い物は控えようと思い、ナッツを持参して口が寂しい時はそれをかじるようにしています。

↓ある日の私の昼食。

職場でお菓子を我慢できる日は増えているのですが、週末になって実家やツレの家に行ったときは、食生活の乱れが甚だしいわけです。

だから休日もナッツを携帯しようと思います。

↓負けて食べてしまうこともある。

旧石器時代のライフスタイルは3泊4日で良いと書かれていますが、今後継続して続けていこうと思います。

どれだけ血液検査の数値が変化するか、次の健康診断が楽しみです。

 

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