本の実践

テトリス効果で不安なことを打開する。

練習によって人間は変わっていく。

幸福優位の7つの法則とは

「幸福優位7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)を読み返してみました。

題名のまま、幸福についての本です。

研究に基づいて証明された幸福になるための具体的な方法が数多く紹介されており、この本に書いてあることを本腰を入れて実践していけば効率的に幸福になれると思ったのが再び手にとった理由です。

当初はこの本に書いてある瞑想朝一番の運動の効能についての知見をおさらいすることが第一の目的だったのですが、いまの自分にぴったりの情報があったので、今回はそれを紹介したいと思います。

↓全部実践できたら、この一冊で充分かもしれない。

まず本の内容について大まかに説明したいと思います。

「ハピネス・アドバンテージ」「心のレバレッジ化」「テトリス効果」「再起力」「ゾロ・サークル」「20秒ルール」「ソーシャルへの投資」という7つの幸福に関する法則を紹介しているのが本書の構成です。

たとえば「ハピネス・アドバンテージ」は幸福優位性のことで、ポジティブな脳は、平常時の脳やネガティブな脳に比べて生物学的に優位である。

つまり、生産性が高く優れているということを表しています。

これは私がいまハマっているSayakaさんの良い気分でいると、人生がうまくいくという引き寄せの法則や、愛のコーヒーカップ理論の根拠になる説なのかもしれません。

関連記事
Sayakaさんの本で引き寄せの法則再燃!!

目次1 良い気分で過ごすということ1.1 引き寄せの法則1.2 引き寄せの法則の遍歴1.3 今回学んだコツ1.4 その他、嫌な気分を払拭する方法。 良い気分で過ごすということ 引き寄せの法則 10年以 ...

続きを見る

関連記事
愛のコーヒーカップ理論を始める。

目次1 楽しんで生きるという世界観を得る1.1 愛のコーヒーカップ理論1.2 10のメニューについて1.3 意識の変化1.4 愛のコーヒーカップ理論の実践2 愛のコーヒーカップ理論の経過報告2.1 1 ...

続きを見る

また「心のレバレッジ化」はよく聞くマインドセットというもので、心の持ちようのことを表します。

つまり成功できるかどうかはマインドセットにかかっているというお話です。

そして読み返してみていまの自分にぴったりだと感じたものは「テトリス効果」についてです。

「テトリス効果」とは、悪いことや失敗ばかりに注目するパターンが脳の中に出来上がってしまうと、挫折へのみちに自ら追い込むことになるというものです。

その悪いことに注目してしまうパターンを打開する方法は脳を再訓練して肯定的なパターンを探すことで、それができるようになると、どんな状況からもチャンスが見出せるようになるのです。

この「テトリス効果」を身に付けたいと思いました。

↓いかに良い気分で日常を過ごすことが大事か・・という本。

負のテトリス効果にとらわれの身である。

いま私は仕事でネガティブなことしか考えられなくなっています。

ご家族を相手にした仕事を行なっているのですが、こちらからご家族に対していろいろな要望をお願いしなければならない機会があるのです。

その時に良いイメージが持てなくなっており、要望を出した時にこじれたり、揉める結果を招いてしまうのではないかと戦々恐々としながら仕事をしています。

つまり交渉ごとは失敗してしまうというパターンが頭の中にできあがっているのです。

だからモメる、トラブルになると思っているから、思ったとおりにトラブルを招いてしまうのです。

また怒られなかったとしてもこちらからお願いをすることで、ご家族の方たちが内心では嫌がっているのでは?と思ってしまうので、お願いすることが苦痛になっているのです。

これは脳の配線がネガティブなものに変化して、現実の状況まで歪んで見えてしまっているという状態だと思います。

人の脳は、世の中を何らかのパターンで見るようにできている。だから私たちは、よいパターンにも悪いパターンにも、いとも簡単にはまってしまう。

「幸福優位7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)

「テトリス効果」の項を読み進め理解できたことは、脳は見ようと思うものしか目に入らず、「負のテトリス効果」にハマってしまうとネガティブな見方が身に付いてしまい、幸福も仕事の業績も台無しになりかねないというものです。

私の場合はご家族とのコミュニケーションが悪い結果を招くという思いがあるので、揉め事にしか目がいかない状態になっているのです。

これだと適切な判断もできなくなって、仕事に対しても消極的になってしまいます。

人間は変われるという希望

どんな状況にあっても、常にポジティブな面を拾い上げる「見方」を訓練することは可能なのです。

その方法のひとつが「今日起こった三つの良いこと」を書き出すという方法なのです。

おかしかったこと、大笑いしたこと、家族の絆が強まったことなど1日にたった5分間書き続けるだけで脳が自分の成長の可能性に気付き、それに働きかける機会を見つけることができるのです。

また人は一度に注目できる範囲に限界があるので、良い面に着目すると、それまで意識にあった他の小さな心配やイライラは意識の外に押し出されます。

効力は1週間継続して書き続けるだけで、6ヶ月後も幸福や楽観性が続きます。

ポジティブな面に目を向ける意識を手に入れるためにはとにかく継続して練習することです。

そして最後に希望をもたらす一文があったので、それを紹介したいと思います。

楽観主義者は悲観主義者に比べて、より多くの、そしてより困難な目標を立てる。そしてその目標を達成するために多くの努力を注ぎ込み、困難に長時間立ち向かうので、障害を比較的簡単に乗り越えるということが実証されている。

「幸福優位7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)

困難はものの捉え方によって乗り越えることが可能なようです。

そして人間は変わることができる。

そんな希望をもって、三つの良いことを書き続けることを実践しようと思いました。

実践することでスケジュールがキツキツになりますが、取り組むだけの価値があると思います。

-本の実践
-, , , , , ,

© 2025 元ひきこもりで彼女が車いすユーザー。そして何とか成長しようとあがく男のブログ Powered by AFFINGER5