ツレの部屋を断捨離
懲りない2人
土曜日の朝、2ヶ月半ぶりにツレに会いに行きます。
2月の終わりに一緒にいることに嫌気がさしてしまい、離れてしまったのですが、また元に戻って私は彼女の側に行きます。
ツレは体に良いことを聞いても、そのときは意欲的になるのですが長続きしません。
それを何度も見てきていると、次第に不満が溜まっていきます。
そしてつい正しさを押し付けてしまったり不満をぶちまけてしまうとツレがそれに遠慮したり、怯えてしまうという関係が続いているのです。
この週に電話で話をしたときに「会うのがこわい…でも会いたい…」と言っていました。私に対して「怖い…」と言えたのは大きな進歩だと思います。だから、私はそれに応えないといけないと思っています。
いざツレに会いにいく
緊急事態宣言も解除されたので、久々に実家に帰ることにしました。
車を実家に置いているのでツレに会うには実家に戻る必要があるのです。
しかし、車があっても無くても両親には頻繁に会うようにしようと思っています。なるべく顔を合わせて話をする機会を作っておきたいのです。
土曜日のJR。昼前の時間帯はだいたい混雑しているのですが、雨降りということもあってかガラガラでした。
2ヶ月ぶりに会う我が両親は変わらなく元気でした。そしてご近所さんの近況を聞きながら久々に母の手料理を頂きました。
「隣の娘さんいま帰ってきとるで…。東京に住んどって、コロナが流行る前に出産のために帰ってきとる…」
隣の娘さんにはほぼ面識はありません。
私がひきこもり時代に周囲に住んでいた小学生や中学生だった子たちは既に家庭をもつ年齢になりました。
ひきこもり時代。同級生たちは大学に行き、彼女もできて就職をしていきました。
そのときに私は置いていかれた気分になりましたが、働き始めたら働き始めたで今度は近所に住んでいた子供たちにまで置いていかれるとは思わなんだです。
私の人生だけが止まってしまったようです。なぜこうも皆が易々とこなしていることができないのでしょう。
昼過ぎにツレの家に行きました。今回は散歩か掃除を一緒に行うことが目的です。
2月の終わりに会って以来の再会となりました。掃除をしていると言うのですがツレの家は相変わらずごちゃごちゃしていました。
ツレの部屋を座敷わらしに好かれる部屋にしたい
「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」伊藤勇司著(WAVE出版)
ツレの部屋は、この本に出てくる貧乏神に好かれる部屋を地で行くような有様です。
久々にツレに会ったのに、2ヶ月の間にあった近況報告を特にするわけでもなく、ずっと部屋の荷物の選択に時間を費やしていました。
「これどうする?」そう言って化粧品のサンプルを提示すると、「ああ…使うかも…。」「えっ?これだけ化粧品あるのに?」「旅行に行くときとかに持っていくかもしれん…」「いらん!いらん!」そう言ってゴミ袋に化粧品サンプルを放り込むと、「うわっ!ちょっと待って!!」と言ってゴミ袋をツレが漁り始めるのでした。
終始3時間ほど断捨離が続きました。本当はもっと豪快に着てない服とか捨てていきたかったのですが、人のものを勝手に捨てるのはトラブルの元になるので、続きは来週に持ち越しとなったのでした。
奇跡のメルカリ
先週メルカリで出品した品が突然3品売れました。
日曜日の朝に購入が決まった通知がきて飛び起き、週の半ばに夕飯の支度を行っている最中に通知がきて急遽コンビニへと駆け込んで納品し、翌日にも購入通知がありました。
メルカリを始めて2ヶ月ほど経過。これまで「いいね」がついてもまったくもって購入に至らなかった我がメルカリライフが大きく展開しました。
嘘のようです。もっと商品の説明を細かく、身丈や身幅などをきちんと採寸してお伝えし、写真ももっと細かく撮り直そうかと考えていた矢先の購入でした。
原因はなんだろうと考えた結果、非科学的な言説に偏りがちな私は「断捨離」にあるのではないかと思うのでした。
スピリチュアルなことを言うと、得るためにはまず出さないといけないという考え方が様々な本で散見されます。
例としてはお金を得るためにはまずは使わないといけないとか、健康な体を得るためには排泄をしないといけないとかで、そのような類の一種で財産や情報、良好な人間関係などを得るためには部屋にある不要なものを処分するということが有効という説があるのです。
本格的なミニマリストの方からするとまだまだですが、自分なりに思い切って断捨離を行ってきたつもりです。
これまで本を大量に捨てました。決断する時には結構気合いがいったものです。だから売れたのではないでしょうか………?
3品売れたのはたまたまだろ?という声が聞こえてきそうです…というよりほとんど誰も読んでいないブログだから声すらないか…。
いざ2周目
断捨離に効果があったから是非ツレにもやってもらいたい!
そう思いツレの部屋での断捨離を2週続けて行いました。
タンスを片っ端から引っ張り出して要る物、要らない物の分別をひたすら行います。
なんと先週よりツレの思いっきりが良いです。快調に不要な物がゴミ袋の中へ。しかし、雲行きが少しずつ怪しくなっていきました。



そして横になるツレ。


わざわざ帰ってきたのにツレの消極的な態度を目にして苛立ちが昂ってきました。

こんなことを言い始めたら泥沼です。やる気を失っているツレ。
そして昔を思い出してムカつくオレ。ツレとオレ…煮詰まってきました。
怒りに任せてはダメです。そんなときは距離を置くか環境を変えるのが1番。

ストレス発散には、森林浴や日光浴が効果的なのです。
このあとは2人で仲良く散歩をすることができました。
少し前に私たちの関係は終わりを迎えつつありました。
しかしそこから奇跡のV字回復で仲が良くなりつつある状態での今なのです。
散歩することで揉めることを回避することができました。
何度も失敗することで、ケンカを回避する知恵がついてきたような気がします。
メンタリストDaiGoさんの「ポジティブチェンジ」(日本文芸社)という本にもモノを減らせば人は変わるということが書かれているので、興味のある方はご一読してみてください。
DaiGoさんの本は具体的な知識が多いのでおすすめです。