本の実践

ツレとウォーキングを兼ねて近所の散歩に行く。

ウォーキングの効能について

12分の早歩きを決行する

「最高の体調」鈴木祐著(Cross Media Publishing) から抜粋をしていきたいと思います(青文字)

2016年のキャンベラ大学のメタ分析から、どんな運動でも、ある程度の負荷があれば脳には良い影響があるという事実です。 運動で脳のパフォーマンスが上がる最低ラインは次のとおりです。

 ・1回のセッションで45〜60分ぐらいの運動をするとストレスが改善し、認知機能も向上しやすくなる

・「週に2回の運動」と「週に4回の運動」を比べた場合、両者に大きな効果の差はない

・運動のレベルは「軽く息があがるぐらい」から「ヘトヘトになるぐらい」までの範囲で行わないと意味がない

 基本的には「1回45分の少しキツイ運動を週に2回」のペースで行うのが、脳機能のアップが見込める最低ラインです。

 

本書を読み進めると最終的には12分の早歩きが提案されていました。これなら習慣化への障壁はそれほど高くなさそうです。

というわけで早速外に飛び出し、タイマーをかけて歩き始めてみました。

なんだか12分足を止めてはいけない気がして、赤信号を避けながらほぼノンストップで歩き続けました。

自宅から最寄りの駅まで片道10分だと思っていたのですが、計測してみると7分で、駅を超えてもそこから黙々と歩き続けました。

12分意外と長いです…。仕事前の朝の身支度をしている時はあっという間に時間が経つのに、歩いている時にはこれが長いこと…。

 

 

運は操れる

ところで「運は操れる」メンタリストDaiGo著(マキノ出版)でもウォーキングについて触れていました。

脳への血流を高めるという意味では、呼吸を止めるような瞬発系のトレーニングよりも、常に呼吸をしながら行う有酸素運動のほうが効果的です。

20分の軽い運動をするだけで、脳の機能が高まり、メンタルが安定し、行動力が上がって、試行錯誤が増えます。

ジョージア大学で行われた運動と脳の研究によると、20分の軽い有酸素運動をした後の3〜4時間は、認知能力や行動力、考察力が高まることがわかっています。

運動によって脳の血流が改善され、学習などに関わるドーパミンというホルモンが放出されるからです。

運動によって「体を動かす→不安が軽減される→さまざまなことにチャレンジする→運が良くなる」という好循環が得られるわけです。

多くの本で有酸素運動が脳の機能を高めるということに触れていますが、同様に多くの本で早朝でのウォーキングを勧めています。

 

ツレと気分転換にウォーキングへ

ツレの家で断捨離を行いました。この日に終わらせたい私と来週に持ち越して一旦休憩したいツレとの間で不穏な空気になりました。

明らかに良くない状況だったので、一先ず近所に散歩に出ようと私から提案しました。

家から出た時には既に陽が沈みかけており、とても涼しく絶好のウォーキング日和でした。

ツレが子供の頃に飼っていた犬と散歩に出かけた時に足繁く通っていた、丘の上にあるため池を案内してくれることになりました。

丘に上がるまでの急勾配をヒーヒー言いながらツレ の車いすを押して辿り着いたのはツレの家の墓地でした。すると墓地の入り口にどでかい穴が掘ってあったのです。

 

ツレ
あっ、猪が掘った穴だ…」
えっ?冬眠してた?
ツレ
冬眠はしてないよ〜^_^

 

そういえば昔、この近くに車を停めていたら当時私が乗っていたミラジーノより大きな猪が目の前を横切っていったのを思い出しました。山の主というやつでしょうか?この世のものとは思えないぐらいのデカさでこのときはあまりの驚きで声が出ませんでした。

その後、廃屋の前を通過し山道をズンズン突き進んで舗装されていた道路が砂利道へと変わり、道の幅が狭くなってきたところでツレがたまらずギブアップ。

 

ツレ
怖い!怖い!道がないかもしれん!戻ろう!陽が沈んだらどうするん?
えっ?陽が沈んだら俺一人で助けを求めて走って下山するよ
ツレ
最悪!戻ろう!この先道もないかもしれんし…」

 

というわけでUターン。自宅に戻り間食を摂ったあとにツレの両脚のストレッチと、私の足裏のマッサージを交互に行いました。

ツレは神経の難病を患っており、半身麻痺の状態となっています。よってストレッチはやらないと筋肉が硬くなってしまうのでやらざる負えません。

股関節周辺が特に硬くなっており麻痺則の左足の足首と膝を掴んでぐるぐる回してみると、以前より硬くなっていることを感じます。

私の足裏のマッサージの時にはツレがクリームを脚につけて目一杯刺激をしてくれるのですが、私がツレのストレッチを行っている時とは対象的にその間ずっと笑顔で楽しそうに昔の思い出話をするのです。

断捨離を行っている時は真剣な表情になっているので笑顔は見れませんが、このようにニコニコとしている姿が本来のツレの姿で、今後はツレがニコニコできる楽しいことを優先的に行っていったほうが体にも良いのではないかと思うのでした。

難病を治すってことがそもそも常識的ではないから、常識的なことを言ってたらダメですよ〜と昔言われたことがありました。その言葉をツレの笑顔を見ていて思い出しました。

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まとめ

ウォーキングを行うと血流が脳に行き渡り、脳のパフォーマンスが上がっていきます。

「最高の体調」では12分のウォーキングが有効と言及されていました。またウォーキングは朝に行うと良いとのことです。

効果としては認知能力や行動力、考察力が高まり、心も安定していくそうです。

12分は習慣として継続していくには無理のない数字だと思います。

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