ツレの治療体験と肉体改造

部屋掃除・・そしてツレとのやりとり。

車いすユーザーのツレとライフハック

物を減らす効果

「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)を集中的に実践中。

細胞内のミトコンドリアは人間を無意識のうちに「恐怖」「食べる」「種の維持」の3つに行動するようにコントロールしています。

人間が持っている能力を「恐怖」「食べる」「種の維持」以外のことに発揮するための方法を数多く紹介しているのですが、その中のひとつが所有物を極限まで捨てていくというライフハックです。

モノを減らす意図のひとつは、物を管理する手間を省くことで、その人の人生にとって本当に必要なことに時間と労力を割けるようになるということだと思います。

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ツレの部屋の断捨離

久々にツレに会いました。

ツレは私の彼女のことで、彼女は自己免疫疾患に罹患しており、車いすユーザーです。

症状が進行する可能性のある病気なので、顔を合わせていない間に状態が悪化していると危惧していました。

しかし震えが酷くなっているわけでもないし、顔のアトピーなども悪化していなかったので一先ず安堵。

ホッとしたところで、改めてツレの部屋を見回しました。

ツレの部屋には窓がなく自然光が入ってきません。

日本家屋の中心部に配置されている部屋なので換気もままならない状態です。

加えて病気で歩くことができずに部屋で座っていることも多い。

トドメは部屋が物でごちゃごちゃしている状態。

光なし爽やかな空気が入ってくることもなし、そして自由なし、おまけに汚いというトリプル以上のパンチを喰らった状態なのです。

だから物を減らして、襖を開けて換気を良くし、少しでも光を取り込みたいと思いました。

ふたりで断捨離に取り組んだのですが、作業中にひとまず確認です。

 

物捨てるのって迷惑じゃないよね?

 

えっ?手伝ってくれてありがとう…
ツレ

不思議そうな顔で返答をするツレ。

断捨離を人に押し付けると間違いなく揉めます。

迷惑ではなさそうなので、安心して断捨離を押しつけ・・いや掃除ができます。

 

自己免疫疾患への対応方法

朗報です。

ヘルパーさんが家に訪れて訪問入浴を行っているのですが、その甲斐あってツレが汗をかくようになりました。

ツレは汗をかくようになった原因がわかっていなかったのですが、きっと足浴とシャワー浴を入念にしてもらえるようになって、血行が良くなったのが原因だと思います。

 

ツレ
ヘルパーさんのお子さんが昔アトピーで、青汁飲み続けて良くなったらしいよ〜だから、私も青汁飲む!

 

これまで何度もこのような青汁系やサプリなどは長続きしてこなかったので期待はしていないのですが、その気持ちをグッと飲み込んで頑張るように伝えました。

そして断捨離がひと段落したところで、両足のストレッチをツレに行いました。

足首の背屈などを行なって、その後に仰向けのツレの足首と膝を掴んで片脚ずつ旋回して股関節周辺のストレッチを入念に行いました。

左足が麻痺足なので左足の背屈時に硬くなっていてなかなか動きません。

また旋回の時に左足より健康な右足が明らかに硬くなっていることに衝撃を受けました。

右足の足首を掴んで真上に上げると左足も付いてくる有様です。

立ち上がる機会がなくて座りっぱなしの生活を送っているので、股関節が硬くなっているようでした。

こういう時、私はモロに顔に出てしまいます。

その様子を見てツレに言われてしまいました。

ツレ
落ち込まんといて〜

おおっ…そうだった…。

環境といい体の状態といい1番大変なのはツレの方だった。

そして久々の対面が終わり、帰宅しようとすると唐突にツレが言ってきたのです。

ツレ
私…だいじょうぶよ!!

なぜだかキュンときてしまいました。

この状況で私を気遣ったツレは本当にすごいと思います。

反対の立場ならきっと私には言えない台詞です。

なんとかツレと共に頑張っていこうと思ったのでした。

回復の重要性を学ぶ

再び「シリコンバレー式 超ライフハック」を参考にします。

次に参考にしたのは、「疲労回復の時間を設けることで生産性が高まる」というエピソードについて。

登場するのはイザベラ・ウェンツ博士という人。

ウェンツ博士は免疫システムが甲状腺を破壊する病気である「橋本病」と自身が診断され、その橋本病の治療における第一人者となった薬剤師さんです。

橋本病は自己免疫疾患です。

そして自己免疫疾患の患者が避けなければならないのは、「ストレス」です。

ストレスにさらされて回復の時間が与えられないでいると、身体は危機に瀕していると感じ始め、それが引き金となって炎症が生じ、白血球が体内システムを攻撃しはじめるのです。

よってウェンツ博士は患者さんに1ヶ月、生活からストレスを排除することを勧めています。

そして他者の前に自分を思いやり、自分の心と身体を労るのです。

ストレスを削減するには、ストレス要因を排除するだけではなく、喜びを与えてくれるものを増やす必要もあります。

まさにこれはエッセンシャル思考の考え方です。

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この話を参考にして、私とツレは短期間で叶えられる「やりたいことリスト」というものを作成しました。

その内容は人生をかけて取り組むような壮大なものではなく、「美味しいモノを食べる」とか「行きたい場所に行く」という短期的な欲求を叶えるリストです。

自分に喝をいれるような頑張ることはこれまで充分にやってきたので、今後はとにかく2人で「やりたいことリスト」を実践していき、人生を楽しんでいくことにシフトチェンジしていこうと思います。

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