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タイムロッキングコンテナを購入してはしゃいでいた日々が懐かしい。
ここ最近、あの時の高揚感を忘れたかのように、まったく使えてない日があります。
帰宅してからブログを書こうと思い、そこからコンテナに入れるのでは遅いのです。いったん携帯電話を開いて動画を見始めてしまうと、そこからずるずると時間が経過してしまいます。
帰ってすぐに入れてロックをかけること。
意思の力が難しいと感じてコンテナを購入したはずが、帰宅後にコンテナに携帯を入れるときにも意思の力が必要ということに気づき、活用できないままでいます。
では、どうすれば良いのか考えてみました。
※タイムロッキングコンテナとは携帯電話への依存症を克服するためのアイテムで、ケースに入れてタイマーをかけてロックをすると時間がくるまで取り出すことができなくなるという物です。
コンテナの存在感を出す
コンテナに携帯電話を入れることを忘れているわけではないのですが、帰宅してすぐに目のつく場所に置いておけば入れなかったときの罪悪感のようなものが湧いてくるのではないかと思いました。
というわけで玄関の前にコンテナを置いてみました。
椅子の上にコンテナを置いておいて、それを玄関前に置いてみました。
我が家には聴覚に訴えかける娯楽がないので、携帯電話をコンテナに入れると室内が無音になってしまいます。
一人暮らしの空間で無音の状態が続くのは寂しいものがあって、夕飯の支度する間だけは・・・という悪魔のささやきでコンテナを置いた椅子をスルーしてしまいました。
電車の中でタイムロッキングコンテナを活用
週末。この日は実家に帰る予定でした。しかし仕事から帰宅して、自宅でコンテナを活用できずにだらだらと過ごしてしまいました。
自宅から実家に帰ってからも携帯電話をいじってしまうと睡眠時間が削られてしまいます。だから、ここで踏ん張って携帯電話から距離をおかないといけないと思い、実家に向かう電車の中でタイムロッキングコンテナを取り出しました。
何をするかというと、改札でSuicaを使うので携帯電話は必須となります。
しかし、出しっぱなしにしてしまうと携帯電話をいじってしまうのでタイムロッキングコンテナと一緒に持ち歩いて、改札でピッ!っとすると同時にコンテナに入れて即行でロックをかけるのです。
何となくこの時にタイムロッキングコンテナの使い方のコツが掴めたような気がしました。
睡魔に襲われたときの対処法
時間管理のコツを考えました。
帰宅してから夕飯を食べた後に睡魔に襲われることがあります。お皿を片付けていなくても、まだお風呂に入っていなくても睡魔がきた時には全て放って寝たら良いのです。
この時に起きて根性で頑張ろう!ではなく、しっかりと寝てすっきりとした頭で翌朝に作業をした方が集中して物事にも取り組めるはずです。そこまで理解しているはずなのですが、何もできていない時の不快感で踏ん切ることができません。
例えば頭の中で1時間作業をしようとか、勉強をしようという思いがあると、それが達成できていない時に消化不良のような気持ちの悪さがあって、そのストレスで就寝に踏ん切れません。この消化不良を放って眠ることを選択する良い方法はないかと思うのですが、具体的な方法が思いついていないのが現状です。
ただひたすら時間の使い方を洗練させて隙間時間に作業をするしかないのでしょうか・・。
読書や作業などより睡眠の優先順位を上げる価値観の転換が必要です。
そもそも変わるということに不安を感じる
変わることに高揚感があると同時に不安があるのも確かです。
「ポジティブチェンジ」(日本文芸社)というメンタリストDaiGoさんの著書に人間は本来変わることを抵抗がある生き物ということが書かれていました。
気持ちは別としても、ひとまず今の私は社会の中で生きることはできているわけですから、生物として変わる必要はそれほどないわけです。
だから将来を見据えて変わる作業を行っているということは相当ハードルの高いことなのです。
昔から「明日になるのが怖い」という理由で眠ることができませんでした。それはもしかすると「自分が変わることが怖い」という意味だったのかもしれません。
とにかく変わることに高いハードルを感じるとしたら、変わらない安心感より変わった後の幸福感を意識して刷り込む必要があります。
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タイムロッキングコンテナに入れておく
結局あれこれ考えても、意識を変えるということしか思いついていません。大事なのは具体的な行動をとることです。
実家に帰る時に、あのタイムロッキングコンテナを改札を通過した時に使った体験に大きなヒントがありそうです。
つまり、家に帰ってからコンテナに入れるのではなく、外にいる段階でコンテナに収納するのです。
せっかく携帯電話とほぼ同サイズのものを購入したわけですから、常にコンテナを持ち歩いて常時携帯電話を収納しておき、携帯電話を使う時にそこから出すという感覚で良いと思います。
常にロックをかけたいところですが、いざ電子決済などで支払いをしようとした時に携帯電話が使えなくなってしまうので、ロックはかけない状態で収納したままにしておくのが良いと思います。
父が救急病院に運ばれる
1日ずっとコンテナに入れてロックをかけておいても良いかなと思っていたのですが、そういうわけにはいかない事態となりました。
金曜日の夜中。寝る前に携帯電話をいじっていると急遽母から電話がかかってきました。
電話の声は切羽詰まった様子で、ただ毎ではない雰囲気をすぐさま感じ取ることができました。


父の体調不良です。それで急遽母が緊急病院まで車を出すことになったのですが、もしこれが携帯電話をコンテナに入れてロックをかけていたら電話に出ることはできませんでした。この時ばかりは携帯電話をいじって良かったと思いました。
就寝時間はコンテナに入れて、起床時間までロックをかけておこうと思っていたのですが、どうやらそれは今後も控えた方が良いようです。
便利ではありますがコンテナとの付き合い方は慎重に使った方が良さそうです。
ちなみに父はそれほど大事には至らず、数日後無事に退院することができました。この時ばかりは携帯電話をいじっていて良かったと思いました。
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