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ストレスを感じたときにどう向きあっていくか?
年度始めに環境が変わるとそわそわするよね〜
今年は異動がありませんでした。今の職場で働き始めて早いもので7年経過しました。
7年勤めて私は未だに異動を経験したことがありません。
「今年は流石にあると思いますよ〜」と公言していたのですが、内示があると聞かされた夕方には電話が鳴るたびにそわそわしたのです。
気にしていない風を装っておきながら地に足が付いていないぐらいに動揺していました。
異動はありませんでしたが、内部異動はあるもので、職場の中の男性陣の中では立場が一番上になってしまいました。
職場の上司からは「現場を回しながら人も育てて・・・重要な役だからね・・」と言われ、言葉がずしりと双肩にのしかかってきたのでした。
ストレスを感じているときには判断は避ける
このようにストレスを感じる状況で4月を迎えたわけですが、まず意識しようと思ったことは弱気な思いに振り回されないように、マイナスな言葉をあえて使わないようにしようと決意しました。
「不安だ〜」「大変だ〜」「疲れた・・」などの言葉は禁句です。言葉によって気持ちが持っていかれると思っているので、発する言葉には細心の注意を払う必要があると思います。
また「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」DaiGo著(リベラル社)の中にこのような一文がありました。
ストレスが大きいときは決断しない
「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」DaiGo著(リベラル社)
「今日はストレスが多い1日になりそうだ・・・」「キツい日になるかも・・」など、実際にまだストレスを感じていなくても「なんだか嫌なことがあるかも・・」と考えただけで人間の判断力に影響が出てしまい、脳のワーキングメモリの能力が落ち続けるそうです。
ちなみにワーキングメモリとは、インプットしたばかりの情報などを一時的に覚える短期記憶のことです。
ストレスを予期するだけではなく、ちょっとした空腹や同僚からの心ない言葉など、日常で感じる些細な不快感によって合理的な思考は奪われてしまいます。
そんなときには決断しないということなのです。
決断をそのときは回避し、リフレッシュしてから出直すことが必要です。
ストレスを発散する方法をおさらいして実践してみる
ストレスを解消してリフレッシュをする方法を自分のものにしようと思い本棚を漁っていると、以前紹介した「科学的に元気になる方法を集めました」堀田秀吾著(文響社)に目が止まりました。
今の私が手取り早く実践できそうな方法は以下の3つ。
1、不安を書き出すことでワーキングメモリが解放される。
2、朝に運動する。
3、空を見上げる。
不安を書き出す
不安を感じることでワーキングメモリは埋めつくされてしまいます。
そこで、何に不安を感じているかを紙に書き出すことで、不安に思っていることを認めるようになり、ワーキングメモリを占めている心配ごとを追い出せるようになるそうです。
本の中で紹介されていた実践内容は、不安を書き出す制限時間を10分設けます。
そして毎日取り組む必要はなく、不安を感じたときに10分時間を設けて紙に書き出すだけで効果があるとのことです。
朝の運動
毎朝運動を行うことで、学力向上に効果があるそうです。
もちろんストレスを発散するためのリフレッシュ効果も加わります。
その理由は血の巡りが良くなって脳に酸素が行き渡るようになるからです。重要なのは心拍数が上がる、少し大変だと感じるぐらいの運動量です。
以前の記事でも紹介しましたが、新しいことに挑戦し、知識やスキルを得ることでストレスが減って良いアイデアが浮かぶそうです。
↓凝り固まった思考の癖を発散する。 目次1 バイアスを解除する方法1.1 突破力から再び実践1.2 休憩時間に何をするか?1.3 新しことに挑戦するときに意識をすること1.4 僕の場合の休憩時間の過ごし方 バイアスを解除する方法 突破力 ... 続きを見る
凝り固まった思考をほぐす方法
朝一番に運動をすることで、脳が活性化されてその後の仕事面でも絶大な効果が得られるわけです。
夕方のジムはトレーニーも多く、自由にトレーニングができないので、脳を活性化させる面でも早朝の運動は習慣として取り入れたいものです。
空を見上げる
これまで何度も取り上げてきました。
青空は色彩学的に「神経を落ち着かせる色」なのだそうです。つまり癒し効果があるわけで、心が癒されると疲労が和らぎ、それによって集中力や能率の低下を防いでくれるそうです。
また空を見上げる動作は胸を張る姿勢となり、テストステロンが分泌されて、ストレスへの抵抗力を高める効果もあるのでした。
↓職場から仰ぎ見ることができる青空。
職場の昼休憩時間に青空を見上げる習慣を身につけようと思うのですが、そのような時間はなかなか設けることはできないので、ここ最近は出勤時に毎朝寄っている氏神様が祀られている神社で、5分間声に出して「自分ほめ」を行いながら早朝の青空を見上げています。
↓いつもの神社。
お賽銭のそばの階段にちょこんと腰掛けて、そこでぶつぶつと自分ホメを行いながら青空を見上げているのですが、見上げる動作までは意識していなかったので、明日から姿勢を正した状態で自分を褒めようと思います。