断続的に断食を行う
レブロン・ジェームズと張り合う
歳を重ねたせいか疲れが抜けないことがあります。
この頃少しずつ早寝ができるようになってきたのですが、寝ても木曜日あたりから疲れが抜けないことがあります。
これは食生活とか睡眠時間の長さとか色々と要因はあると思うのですが、複数の対策を立てていれば疲労回復に効果がある方法に巡り合う可能性が高まると思うので、学んだことをひたすら実践していきたいと思います。
YouTubeでNBAのスタープレーヤーであるレブロン・ジェームズ選手が1年間に1億5千万のお金を体づくりに費やしていると知りました。
スタープレーヤーがそれだけの努力をしているということです。
スタープレーヤーではない私はレブロン・ジェームズに負けないぐらいに努力しないと冴えないままです。
前置きが長くなってしまいましたが、このたび疲労回復効果を高めるために実践したのが断食です。
デイヴ・アルプリーさんの著書
「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)や「シリコンバレー式 ヤバいコンデション」デイヴ・アスプリー著(SB Creative)は最近ハマって実践している著者の本です。
著者の本にわずかですが断食について触れられている箇所があるので、紹介したいと思います。
まずは「シリコンバレー式 超ライフハック」では、何も食べずに長時間過ごすことは大昔からの健康的な習慣であり、食べないことで身体は蓄えた脂肪をエネルギーとして燃焼させるとのこと。
食べないことで脂肪を燃焼させるというのは、当然と言えば当然の話ですね。
ヤバいコンデションから
また「シリコンバレー式 ヤバいコンデション」では「断続的断食」が紹介されていました。
「断続的断食」は1日のすべての食事を短時間に集中させる方法です。
そうすることで脂肪が減るだけではなく、がんを防ぎ、筋肉を鍛え、体の回復力を高めるなどの効果があるとのことです。
それだけではなく「断続的断食」は神経の柔軟性を高め、ニューロンを形成し新たな神経の誕生を促す効果があって、脳が活性化するそうです。
人間は58時間の断食を行うと、代謝物の数値レベルが上がるそうです。
代謝物は体内の抗酸化物質のレベルを上昇させます。
そして抗酸化物質は老化を早めるフリーラジカルを撃退する効果があります。
つまり断食が細胞を若々しく健康に保つということなのです。
「隔日断食」というものもあります。
「隔日断食」は1日おきに食事を摂るスタイルです。
これによって8週間で中性脂肪とLDLコレステロールの値の低下を促す効果があるそうです。
リーンゲインズについて
リーンゲインズは短時間の断食を繰り返す方法です。
代表的な断食が16時間断食なのですが、「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」DaiGo著(PHP)を参考にすると、空腹状態の時にはゆるやかな運動を行うことをお勧めしていました。
ゆるやかな軽い運動というのはウォーキングや軽く自転車に乗るというもので、激しい運動を行ってしまうとストレスホルモンが出過ぎてしまうそうなのです。
「リーンゲインズ」などの断食を行っている間でも、タンパク質をきちんと摂っていれば筋肉は落ちないそうです。
筋肉が落ちてしまう問題は栄養不足であり、その栄養不足を防ぐために食べて良い時間帯に(正午から20時まで)一所懸命食べると筋肉に栄養が行き届くようになるわけです。
また16時間断食で朝食を抜くと、頭の回転も速くなるそうです。
朝食を抜いてしまうと頭が働かなくなる気がするのですが、抜くことが問題なのではなく、血糖値が急激に上がる高カロリーの食事を朝食や昼食に食べることが問題なのです。
そうなるとインスリンが過剰に分泌されて、その後血糖値が急降下してしまいます。
それで脳内のブドウ糖が不足してしまうと、頭がぼーっとして働かない状態になってしまいます。
決して朝食を摂っていないことが原因ではなく、食べて良いときに口にする食事に問題なのです。
ヴィム・ホフさんの食生活
冷水シャワーを継続的に取り組むうえで、私は「コールド・トレーニング」と「呼吸エクササイズ」のヴィム・ホフさんの「ICEMAN 病気にならない体のつくりかた」(サンマーク出版)を購入して読み始めました。
ヴィム・ホフさんはほとんど食事を摂らないそうなのです(しかし写真を見るとガリガリには見えない)。
朝食はめったに摂らず、昼食も食べない。
そして夕方に食べたいものだけ食べるそうです。
本の中で紹介されている断食方法は「断食5食事法」というもので、午後5時から夜の10時のあいだだけ食べるという方法です。
この食事法を1ヶ月だけ続けると、体重が落ちるだけではなく、血圧も下がり、エネルギーに満ちあふれているように感じるそうです。
数年にわたり、私は朝食を抜き続けているので、あとは夕飯を食べ終わる時間を意識した方が良いかもしれません。
16時間断食だと20時がリミットですが、それだと私には難易度が高いので、「断食5食事法」の方が(22時まで)私には合っていると思います。