セルフケアと目標設定を行ってパフォーマンスを高める
セルフケアを優先させる
頑張り続けるのをやめて身体の限界を認めれば、もっぱら頑張りつづけるよりも多くのことが達成できる。
これは「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)に書かれていた一文です。
本の中ではセルフケアの重要性について言及されているエピソードがありました。
紹介されていたのはマーク・ベルさんというパワーリフティングの選手のエピソードです。
彼によると何をやるにしても、まずは自分の心と身体を気遣うセルフケアと休息時間を優先させないと活力が失われて弱っていくそうです。
そして私が考えさせられたのは、自己犠牲に満足してしまう姿勢です。
自己犠牲でパフォーマンスを妨げる
僕たちは自己犠牲を尊ぶあまり、それを厭わずに頑張る自分を聖人ででもあるかのように勘違いしてしまう。
「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)
このブログの中で何度も登場しますが、ツレは進行性の難病で車いすユーザーです。
「共依存」という言葉があります。
昔職場の同僚に「共依存にならないように・・」と言われたことがありました。
週に1度、顔を合わせていろいろなところに出かけているのですが、ツレの要求に苛立つことがあって、彼女と生活を共にすることで自分がパンクしてしまうという危惧が私の頭にはあるのです。
だから同居に踏み切ることができません。
しかし、ツレを放ったらかしにして我が道を進んでいくということも忍びない気持ちや寂しさがあります。
週に1度顔を合わせているのですが、その週に1度顔を合わせることを断ることに罪悪感もあるのです。
我がことながらなぜ罪悪感があるのでしょう・・。
たまに思うことがあるのです。
もしツレと別れてしまったら私はただの人になってしまうことを恐れているのではないか・・。
もしかすると私は車いすユーザーのツレを支える彼氏という役割(実は精神的に私もツレに支えられている)にアイデンティティーを得ているのではないか・・。
ツレは私を心理面だけではなく、生活面でも必要だと思っていると思います。
一方で私も車いすユーザーのツレを支える聖人のような彼氏という役で自分を保っている。
これが「共依存」というものなのかもしれません。
共依存を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?
私たちはそれぞれ個人で幸せな人生を歩むことだと思います。
そして、それでいて離れていても個人のアイデンティティーを確立できる存在でないといけないと思いました。
そう思いながら、「シリコンバレー式 超ライフハック」のページを捲りました。
自己犠牲の価値観とは私なりの解釈をすると、自己犠牲が尊くて立派な人間の行いであるという考え方だと思います。
だからセルフケアが重要になってくるのです。
目標設定の前に理解しておくこと。
読み続けていると若い鍼師の話が出てきました。
その鍼師は有名人のプライベートをケアしているのですが、有名人の彼等を疲労困憊させるものが何かを鍼師は仕事を通して理解したのです。
それが心の健康や家族よりも、お金や成功を優先させる考え方です。
心の健康や家族を優先させることがセルフケアに繋がっていくということなのでしょう。
さて少し前に私は「やりたい100のリスト」というものを作成しました。
ツレと別れ話が浮上したときに、このままではいけないと思いました。
そのときに何をやるかというと、やりたいことを我慢してツレが喜ぶようなこと(まさに自己犠牲)を優先させるのをヤメるということでした。
だからこの「やりたい100のリスト」をツレに会いにいくことよりも優先させようと思ったのです。
ツレに会わなくても楽しい人生。
そして、ツレを支える彼氏という役割で自分を確立することから降りようと思いました。
これは彼女と縁を切るということではありません。
ツレといなくても幸せな人生だけど、それでもツレを選んだという状態になるということです。
優先順位を変えるということです。
目標を設定する
過密スケジュールでオーバーワークになってしまうとストレス過多になってしまいます。
そのために目標を設定し、目標に関係のないものは関心があっても断ることで過密スケジュールを防ぎます。
セルフケアを念頭に置いた目標の達成の仕方は以下の方法です。
というわけで目標を設定してみました。
30日後・・・・・手ぶらで週に1度は職場に出勤する。
60日後・・・・・断捨離でタンスか本棚を処分する。
90日後・・・・・Twitterでフォロワーを50人増やす。
これらの目標にまつわる行動を優先的に実践していき、それ以外の関連性の無いものは生活から排除しようと思います。