人間関係

ひすいこうたろうさん。

ひすいこうたろうさんの著書

「あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え」ひすいこうたろう著(ディスカバー・トゥエンティワン)

たぶん皆さん最初に抱く感想だと思ったので、触れないでおこうと思ったのですが、やっぱり我慢できません。タイトルがとにかく長い…。

そう思うと、タイトルを長くするのも話題作りの1つになるなと思うのです。

 

ひすいこうたろうさんは以前「世界一ふざけた夢の叶え方」という本で知ることになった作家さんです。

この本は共著だったのですが、大学時代に友達がいなかったこと。

作家になりたくてもその方法がわからずに、まずブログを1年間毎日更新してみたこと。

これらのエピソードを読んで、勝手にシンパシーを私は抱き、購入する運びとなりました。

 

実際に会って話をしたわけではありませんが、温かいユーモアに溢れた人という印象を私は著者に持っていますし、読んでみて本に対する愛を強く感じる人だなと思っています。

本自体はとても分厚いのですが、見出しに1ページを使い、そのあとのコラムは3ページから4ページほどという構成で、文章もそれほど多めではないので、普段から読書に親しみが無い方でも読みやすい本だと思います。

またユーモアがある方なので、楽しんで読むことができる本です。

本の内容について

私は本に書いてあることを実践するために、参考になる具体的な行動が本の中に紹介されていたら、それを書き出してリスト化し、実践していくというスタンスを日頃からとっています。

↓実践リスト

この本は具体的な方法よりも、意識の持ち方や心構えの部分が多くて「面白いけど…もう少し実践方法が欲しいな…」と感じることがたまにありました。

よく人に相談したときに相手から「考えすぎじゃ…気にするな!」と言われるような感覚です。

気にしたくないけど気になるから悩んでいるのです。ひすいさんは友達のいなかった方なので人間関係に悩んでいた方だと思います。だから具体的な解決方法をもっているはずなのです。だからもう一押し掘り下げたアドバイスが欲しいのです。

本の中で良いなと思った考え方に「許せないと感じている自分だけは許してあげる」という項目がありました。

これは自分自身と仲良くする心構えだと思います。

内面に関する心構えですが、じゃあ「許す」心境になるためにはどうすれば良いのか?という具体的な行動が書いてあればより日常生活で取り組みやすくなって、情報としてもっとありがたいものになったと思います。

だから、もう一押し欲しいのです。

ちなみに自身を許せる意識を持つためには、私が思いつく限りでは「許す…許す…許す…」と言葉に出して呟くこと。

そして「心が狭い一面が俺にはあるけど、そんな未熟な俺でもこうやってツレのサポートを考えてやってるから偉い!」と声に出して自分を褒める時間を設けるなどのやり方が思いつきました。

ひすいさんの方法が知りたいです。

生意気なことを書きましたが、それでも読み終わったときには実践できそうなことを13項目書き出していたので、満足感がありました。

あとは実践するだけです。

車掃除を行うとなんか良いことがあるみたい

掃除についても本書の中で触れられています。特にトイレと窓、そして男性は車の掃除も重要と書いていました。

これは具体的な方法なので取り組みやすいのです。これこれ、こういうのを求めていたのです。

トイレは金運。窓は有益な情報か入ってくるなどで有名ですが、車の掃除はあまり聞いたことがありません。

まあ、物に対して感謝の気持ちを込めるとそのものが長持ちすると聞いたことがあるので、その類かなと思って、ツレとガソリンスタンドに出かけていきました。

洗車中、ツレは車内の拭き掃除以外は協力するのが難しいので、車いすに乗って外で終わるのを待ってもらいます。

自分が好きで行っている洗車ですが、そのあいだ携帯電話を弄っているツレの姿を見ていると、次第に不満の意識がむくむくと湧いてくるのです。

そうこうするうちに車内の掃除が終わったので車の中で待ってもらいました。

その間もツレは携帯電話でYouTubeを見ているのです。なんか元モーニング娘の辻ちゃんが出てるチャンネルでした。

「えっ?……おい💢」

わかっていながらムカムカしてきます。

「お父さんと娘か!」と思いました。

そして、すべてが終わって車内に戻ったあとに「お父さんと娘か!」としっかりと伝えました。

不満をため込むと爆発してしまうので、沸騰するまえに言語化してツレに伝えることにしています。

「わかっているけど、俺1人で掃除しててちょっとムッとした。」「俺1人で動くことって多いと思うけど、そのときに動画とか見られたら腹が立つことは覚えといて…」

これは何ハラというのでしょうか・・。

そんなことを伝えながらも、ツレは何もできないわけだから、まあネット見るしかないよな…と思うわけです。

このごろ親の無性の愛ってすごいなと思います。ツレは娘でも何でもなくてやはりパートナーなので無性の愛って難しいのです。

私の最大の課題はこの対等になれない時の不満感です。

ツレは多くのことができないので、私が代わりに身の回りのことを行う必要があります。

わかっていながらも、そのことに不満を感じていることに自責や罪悪感が芽生え、次第に自信を失ってしまうのです。

一緒にいるほどに自分の性格の悪さ、未熟っぷりを痛感します。

このときにひすいさんの本に書かれている「許す」言葉を取り入れようと思いました。

 

自分って未熟だな〜。

ツレ腹立つな〜。

感情のままに攻めちゃったな〜。

でもそんな自分を許そ…。

 

そう思うことにしました。そう思ってもツレが私を許してくれなければそれで終わりなのですが、ツレのことはひとまず置いておいて、自責や罪悪感が軽減すれば私は消耗しなくなると思います。そうなると心は安定するはずなのです。

心が安定すればツレに対しても寛容になると思うので、長い目で見れば我々の仲も良くなっていくと信じています。

 

ここまでずっと一緒にやってこれたのは彼女のお陰です。解決策は見えませんが、ぜひこの葛藤を乗り越えていこうと思います。

 

 

 

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