大きな壁をついに乗り越えた
早朝の作業
1週間近く5時台に起きてブログの作業を行うようになりました。
最初は知識として朝はクリエイティブな作業が向いていると知っていただけで、それには実体験に基づく確証はありませんでした。
毎日最低1時間はブログに時間を割くことを決めているのですが、仕事が終わった後だと気が緩んでしまい、なかなか書くことができないためにずるずると時間が過ぎていき、それが結局は夜更かしにつながっていたのです。
昔なにかの本で人間が決断する時にはエネルギーが必要で、人間が生活するときには小さな決断を繰り返しており、小さな決断でもそれを数多く繰り返しているとエネルギーが枯渇してしまうと知りました。
エネルギーは有限です。なので何を成し遂げようと思ったら、不必要な決断の機会は避けてエネルギーを本当に必要なことに一点集中した方が効率的に物事をこなしていけるそうなのです。
それなら仕事終わりに頑張るのではなく、好きなことに時間を費やし、思い切って早く寝ること。そして早朝にブログを書いたほうが作業効率が良くなるのではと思いました。
ひきこもり時代
1度23時前後に眠ることができました。1度でも早寝ができたらガラッと生活が変わると思っていました。私の夜更かしは十代の頃から続いており、ずっとその生活を変えていきたいと思いながら、眠ることが不安でなかなか実践することができなかったのです。
ひきこもり生活は「人が怖い」という対人恐怖があって、その恐ろしさで外に出ることができなくなったことから始まりました。
そして、夜になると眠ることができなくなる昼夜逆転があったのですが、夜に眠れなくなるのは寝たら次の日が始まってしまう恐怖で床に就くことができなかったのです。
ひきこもり時代はこのような生活サイクルと思考でした。
悪循環というのか、ただただ自己卑下のスパイラルに落ちてしまい、ダメな自分であることでほっとしている面もありました。
今なら昼夜逆転で家から出られない生活を送りながらお金を稼ぐ方法はないかと考えることもできますが、この頃は抑うつ状態でもあったので、バイタリティーも枯渇しきっていたのです。
そんな自分がよくここまで社会復帰ができたなと今でも思うことがあります。
昼夜逆転による夜更かしは、生活がままならなくなる要因としてとても大きなものがありました。
何度もこのブログで書いてきたことですが、ずっと実践できなかったこの「早く寝る」が私の人生を変えるキーとなる習慣でした。
ポストひきこもり時代
もそもそと家から出ていき少しずつ仕事を始めていた時期、今度は自己卑下や愚痴を止まらなくなっていました。
自分を貶めて周囲から同情をかうようなことをしていたのですが、同情をかっても自分を貶めるのは本当に辛いことなので、ある日「ていっ!」と気合を入れて、自己卑下・愚痴をやめてみました。ノウハウなどありません。本当に自分の人生がダメになってしまうと思って、気合いを入れて愚痴を止めようと決断しました。
たった1度やめたからといってだから何なんだ?という話なのですが、その1回で不思議とそれ以来自己卑下をする気が失せたのです。
これはいったいどういうことなのでしょう?やりたくてもできなかったことが、1度できたことで「できないという壁」を乗り越えることができたからでしょうか?その経験があったので、いったん早寝ができたら、そこから生活がガラッと変わるのではないかという予感がずっとあります。
そしてついに先週思い切って眠ることができました。それ以来眠る時間はまちまちでありますが、夜更かしはなくなりました。
それに伴って早朝からのブログの作業が続いているのです。
早朝の時間は宝物だと思う
5時から5時半までの時間に起きて、玄関とテラスの窓を開けて換気をしながらパソコンの電源を入れます。
緑茶を飲みながら、YouTubeで作業用のBGMを流してブログを書きます。実践して1週間以上経過したのですが、意外なことにこの時間がたまらなく楽しい時間になってきました。
タイマーをかけながら作業を行うのですが、残り時間が20分ほどしか無いことに気づいたときには、この時間が終わって欲しくないと思うぐらいに宝物のような時間になっています。
早朝の作業がこのように至福の時間になるとは思ってもみませんでした。
おそらく今後早寝の習慣が崩れることはないと思います。次の目標は22時台に眠ることです。