「なぜ君は総理大臣になれないのか」を観に行きました。
香川1区。衆議院議員の小川淳也さんを17年間にわたって追い続けたドキュメンタリーです。
とにかく17年間カメラを回し続けたことが圧巻で、32歳だった青年が49歳になっており、作品の当初出演していた泣き叫ぶ2人の娘が大人になって父の選挙活動を手伝い、小川さんの両親も年月を経て風貌も変わっていくわけです。
なんだかそれだけで感動というのでしょうか、年月が経っていく寂しさというか、月並みですが人生は有限なのだと感じさせられます。
それはともかく、印象として小川さん若いからというのもあるのでしょうが、人相がキレイ過ぎる気がします。
政治について何も僕はわかっていないからだと思いますが、昔は爽やかな風貌だったのに、政権を担ったり、要職に就くと急速に人相が悪くなったり、老けていく政治家をあまりにもニュースで見てきたせいか、作品の中で所々出てくる「(小川さんは)政治家に向いていないのかもしれない…」という台詞も相まって、青臭い印象を受けます。
だから政治の中枢に入って染まって欲しくないな〜と僕は思ってしまうのです。
民進党から希望の党に鞍替えして、地元の後援会の方々に不満を持たれたときにも、会合の席で向き合って説明をされていました。
言い難いことを相手に伝えるって、いま僕も仕事で直面している課題でもあるのですが、逃げずに向き合うって大切だと感じます。
そのときにユーモアも大事で、自分の思っていることを不完全でも伝えることで、納得してもらえない部分はあっても、理解してもらえる要素が生まれると思います。
作中で小川さんが「43から53までがピークで、その年齢になったらスパッと…(政治家をやめる?)」と述べているシーンがありました。
現在40を迎えた自分も人ごとではありません。ピークが53というのは寂しさを感じます。
20代、30代の若い著者の本を読んで感心することや学ぶことは多いせいか、若者の活動はインパクトがあって取り上げられやすいということもあると思いますが、なんだかもう40過ぎたら終わってしまったという寂しさを感じてしまうのです。
若者から学ぶだけではなく、40過ぎた自分の今後の人生はどうなのか?このまま終わっていいのか?今後できることがないのか?と問うてる自分がいました。
観ていて「よしっ!俺も頑張ろう!」と思える映画でした。
上っ面の部分しか理解できませんでしたが、観に行って良かったです。
愛する人の写真を飾る
「幸福優位の7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)
パソコンの隣に愛するの人の写真を飾ると、それを見るたびにポジティブな感情が湧いてくるとこの本に書かれていました。
「神は細部に宿る」です。本当に細かなことですが、早速100円ショップでフォトフレームを購入することにしました。
測ったつもりが、フレームに写真がきちんと収まりきらないという凡ミスをしてしまいましたが、これでまた1つ幸福感を高めるアイテムが家の中に増えたのでした。