習慣と時間や場所を紐付ける
神社で思うこと
出勤時間に毎日神社でお参りをしています。
いつものように本堂の階段に座っているとフッと思うのでした。
あっ、俺って健気だな‥。
そうなのです・・健気なのです。
ひきこもり生活からこの年齢になるまで、社会という漠然としたものへの適応、また職場に適応することに心血を注いできました。
私は無知でした。
自分を周囲の環境に合わせることしか手段を知らなかったのです。
生き方は多様です。
しかし自分にあった環境を選ぶ生き方という発想が私にはありませんでした。
社会や職場への適応だけではなく、力を抜いて豊かな精神で生きていくことや行動力を高めていく作業も続けてきました。
そんな自分のこれまでを思うと、本当に健気だと思うのです。
心が揺さぶられるような感覚がこみ上げてきました。
やることなすこと全て思い通りに成果が出ていたら健気という言葉は出てこなかったと思います。
きっと継続してきた努力の割に報われていないから、こみ上げてくるものがあったのだと思います。
自分ほめについて
なぜそんな心境になったのかというと、5分間のタイマーを設定して、ひたすら声に出して自分を褒めていたからです。
いわゆる自分ほめというものです。
自分ほめに取り組むきっかけになったのは、「自分をホメればすべてがうまくいく」藤山勇司著(実業之日本社)を読んだからです。
「自分をホメればすべてがうまくいく」の中では著者の藤山さんがうつ病から立ち直る過程で、ひたすら自分を褒め続けたそうです。
それまでは周りと自分を比較して落ち込むことがあったそうですが、「自分ほめ」を継続してから周りが気にならなくなって、我が道を突き進めるようになったそうです。
周りの目を気にしない状態が羨ましい・・。
そう思った私は「自分ほめ」を実践することにしました。
私の心が乱れているときは、他人から何かを言われた時ではなく、自分で自分のことを貶めている時です。
落ち込むような言葉を言われた時にも、その言われた1回ではなく、その後に自分の中で言葉を反芻するから落ち込む状態が続いてしまうのです。
何か落ち込むようなことがあった場合、相手の態度や言葉を「落ち込むもの」だと思っているから落ち込むのです。
自分の外でおきている現象よりも、私の頭の中で何を思うかが心の安定に影響を与えるのです。
よって人から何かを言われても、自分の気持ちがあがる考え方を持っていれば踏みとどまれると思うのです。
つまり自分がなにを考えているかが重要なのです。
話が長くなってしまいました。
朝の平和な境内で私は自分を褒めました。

そんなことを言い続けていたら、本当によくやってきたなという感慨が湧いてきたのです。
そして報われてないと思っているから、悲しさも相まって朝からホロッとするのでした。
朝の時間で結構なことができた
さて、いま私がメインで取り組んでいることが「瞑想」と「自分ほめ」と「ボーッとする」ことです。
境内で「自分ほめ」はできました。
そして、出勤の電車の中で5分間「ボーッとする」こともできました。
取り組む習慣と環境や時間を繋げると、習慣化しやすくなることに気付きました。
そこで「瞑想」がなかなかものにならないので、朝早く起きてその時間に「瞑想」をすることにしました。
朝の時間の使い方の見直しです。大袈裟な言い方ですが、とても単純な話です。
帰宅してから取り組もうとしていたことを、すべて朝に持ってくるだけの話です。
帰宅後に行っていたブログの作業を朝にもってくる、そして仕事終わりに通っていたジムも朝トレに切り替える。
それだけの話です。
朝の時間の使い方は重要です。
朝は脳みそがクリアーで、決断事項は朝に回すと良いと言われます。
またハル・エルロッドさんの著書「人生を変えるモーニングメソッド」(大和書房)にも触発されました。
-
-
人生を変えるモーニングメソッド。
目次1 自分の人生のためのモーニングルーティーン1.1 ハル・エルロッドさん1.2 ハルのモーニングメソッド1.3 私のモーニングメソッド1.4 人生を変えるモーニングメソッド購入1.5 アファメーシ ...
続きを見る
この朝の時間に瞑想を投入するのです。
睡眠時間を1日7時間とします。
例えば4時半に起きるとしたら9時半に入眠となります。
9時半が早過ぎるなら10時にして起床時間を5時とします。
朝の支度を始めるのが6時なので、それまでの1時間の時間が確保できます。
朝の段階でブログなり朝筋トレさえ終わっていれば、仕事が終わり後のスケジュールをタイトにする必要がなくなります。
すると膨大な睡眠時間も確保できるようになるわけです。
夜と朝のスケジュールを逆転させた生活がイメージしたらと思うと、胸が昂ってきます。
バラ色の未来ですね!!・・・・・・えっ?狸の皮算用?