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マインドフルネスとは・・最高の体調編。

今を生きることが幸せになる

マインドフルネスとは

副作用もなく、薬物治療と同じレベルで不安と鬱をやわらげる方法があるのです。

それは自己観察を含めたマインドフルネスなのです。

マインドフルネスとは、決して何か特殊な精神状態や行為ではないそうです。

それは「そのときの感情を自覚している」「いまの状況に集中できる」「つねに自覚的に作業を行う」という状態を現すそうです。

「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)によるとマインドフルネスとは、心を無にするような困難に挑むようなことではなく、ごく日常的な意識のあり方ということと定義付けられていました。

マインドフルネスは要するに意識を今に向ける行為です。

今に意識を向けることで、時間を超越して未来の不安から解放されていくのです。

スピリチュアル系の方になるのですが、大木ゆきのさんという方が思考を止めて意識を今に向けることが幸せになれる方法であるとご著書の中で述べていました。

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過去は良い思い出ばかりではなく、後悔するような思い出もあり、未来は不安になることも多く、元来思考というのは不安を招くものが多いそうなのです。

その思考自体を止めて「無」の状態になることが、ストレス発散になるのです。

しかし、「最高の体調」によると、マインドフルネスは心を無にするほどの困難なものではないとのこと。

いったい、どういうものなのでしょうか?

↓人生を好転させる方法が具体的なので、私は好きな本です。

瞑想と自己観察

マインドフルネスで代表的なものが、「瞑想」ではないでしょうか。

しかし、ただ瞑想さえすればそれで良いということではなく、「瞑想」時の自己観察が重要になってくるのです。

自己観察は自分の内面を眺め、心の中をひたすら観察する行為です。

その自己観察のテクニックは、ネガティブな感情に対しても効果があるそうです。

ネガティブな感情が生まれたら、その感情をひたすら観察するします。

ネガティブな感情や思考は内面で勝手に動き回るのですが、それ以上はなにもおこりません。

動き回る感情に対して観察を続けると、ネガティブな感情は勝手に消えていくのです。

自己観察によって、ネガティブな感情のダメージを受けずに済むということです。

瞑想の方法

鍵になるのは「自己観察」ですが、その前に「瞑想」の方法も紹介したいと思います。

こちらも「最高の体調」の中で紹介されていた方法なのですが、実践することで人生の苦しみは消え失せていきます。

まずは呼吸に意識を向けます。

呼吸に意識を向けることで、集中力を極限まで磨いていきます。

続いてそこで磨かれた集中力で自分の内面をひたすら眺めます。

「退屈だと感じている」「頭が痒い・・」など自分の思考と感情の変化にリアルタイムで気づく作業を何万回とくり返していきます。

すると、どのような欲望や感情にも巻き込まれなくなっていくのです。

「自己観察」は瞑想だけではない。

私もこの「最高の体調」を読みながら、マインドフルネスについて学んでいる最中です。

まだなんとなくですが、瞑想のメリットがわかってきたような気がします。

それまでは「瞑想」で頭の中を空っぽにすることで、雑念を取っ払いネガティブな感情を感じてなくて済むようになると思っていただけでした。

しかし、もっと奥深いものがあるようです。

さて自己観察を高めるトレーニングは瞑想以外にもあるようです。

「最高の体調」では以下の2つをお勧めしていました。

1、炊事・洗濯・雑巾掛けなどの家事。
2、ながら食べをやめる。

まず家事については、2015年にユタ大学の研究結果が紹介されていました。

それは「皿洗い」がマインドフルネス(自己観察)のトレーニングになるということでした。

この実験では、被験者に水の温度や洗剤の泡などの感覚に意識を向けることをお願いしました。

すると被験者全員の内面に大きな変化が生じたということです。

その変化は、6分間お皿を洗う行為に集中するだけで、不安や神経症のレベルが27%下がり、新しいアイデアが思いつく確率が25%上がったという内容でした。

よってお皿を洗うときには、お皿を洗う行為に集中すること。

他の家事を同様で、洗濯物を干すときにはその行為のみに集中する。

床の拭き掃除を行うときにも拭く行為に意識を向けることで、心の中の不安が減っていくのです。

そして、もうひとつが食事中の「ながら食べ」を止めるということです。

家事の時と方法は同じです。

食事を瞑想の場に使うのも有効です。テレビやスマホを見ながらの食事を止め、口の中に入れた食品や液体を味わう作業だけに集中すれば、それはやはり瞑想と同じ行為になります。

「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)

食事に集中する行為は「マインドフルイーティング」と呼ばれており、実際に不安障害の治療などに使われているトレーニングなのだそうです。

具体的な詳細は本書「最高の体調」を読んで頂ければ理解は深まっていくと思います。

良い方法を学んだので、食事と家事で実践していきたいと思います。

↓こちらの本によって、マインドフルネスの知見が深まったと思います。

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