本の実践

たった1週間の継続で半年後まで幸福度が続くこと。

今日おこった3つの良いこと

幸福優位7つの法則

1週間毎日あることを継続すると、半年経った後もそれをしなかった人より幸福度と楽観性が持続する魔物のような方法があります。

それは「今日おこった3つのよいこと」を書き出すというものです。

「幸福優位7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)で紹介されていた方法です。

ちょっとおかしかったこと、大笑いしたこと、仕事で達成感を得られたこと、家族との絆が強まったこと、未来への希望がきざしたことなどを思い返す。

「幸福優位7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)

書き出す内容についてですが、ただ具体的に何があったかを書き出すことがポイントで、些細なことでも充分なようです。

以前の記事でも書きましたが、この方法をこの1ヶ月実践してみました。

ツレに協力を仰ぐ

おさらいになりますが、その方法を説明します。

当初スケジュール帳に3つの良いことを書き出そうと思ったのですが、今年はスケジュール帳を購入していないために手元にありませんでした。

そこでツレにLINEで毎日3つの良いことを書いて送ることにしました。

ツレにこのことを告げると、このようなセリフのクマちゃんマークのスタンプが返ってきました。

ツレ
了解で〜す

なんて良い彼女でしょう。惚れてしまいそうです。

メリット・デメリット

ツレにLINEで3つの良かったことを送ることのメリットは以下の点があります。

①ツレの目があるから継続しやすくなる。
②良かったことを共有できるようになる。

やはり最大のメリットはツレの目があるということです。

LINEを送り忘れた時には、ツレから注意を受けられるというメリットがあります。だから書き忘れ・送り忘れを防ぐことができるようになるのです。

またLINEの内容が前向きなものなので、ツレと僕の間でポジティブな出来事が共有できるということで、良い空気が生まれると思いました。

しかしデメリットもあって、それは以下の2点となります。

①手書きではないということ。
②良かったことの内容が限定されるということ。

 

①の手書きについてですが、手書きの方が脳が活性化される部位がタイピングのときよりも広範囲となるそうです。よって脳が活性化されて、より書いたことが意識に定着していきやすくなるのです。

脳は刺激が強い出来事をよりよく記憶するそうで、ポジティブな出来事を意識に定着させるための理想的な方法が、手書きで反復することなのです。

しかし、今回は継続することを重視したので、ツレとのLINEを活用しようと思いました。

②の内容が限定されるというのは、ツレの目があるわけですから、ど下ネタは控えないといけなくなるということです。

だからジムで筋トレをしている最中に、セクシーな女性トレーニーの後ろ姿が見れて…云々などは控える必要があるということです。

エッチな内容を禁じられるのは痛いのですが、エッチな内容以外で良いことを見つけるという引き出しが磨かれそうなので、煩悩が取り払われて良いのかもしれません(なんてね)。

そして実践

さて実践です。

帰宅時にLINEを開いて1日の出来事を振り返ってみました。

これが思っていた以上になかなか思い付きません。

ひねり出すようにして書き上げたのですが、結果から述べるのと2、3日でこのチャレンジは自然消滅してしまいました。

ツレ
3つの良いこと送らんの?

というツレからの催促もありません。催促してくれとこちらから催促しなければツレが催促することもありません。

催促して強制しないところがツレの良いところでもあるのです。

結局スケジュール帳を購入する

結局2021年も半分過ぎたところで、スケジュール帳を購入することにしました。

手書きで書ける方が自分の性に合っています。LINEは失敗したけど今度こそ!という心境です。

スケジュール帳を購入したものの、当初は続きませんでした。

週の初めは意欲をもって取り組むのですが、週半ばで疲労が高まると新しい習慣に取り組む気力がなくなってしまい、忘れてしまうのです。

新しいことってエネルギーが必要になってきます。それが定着していないと、取り組むことが毎回億劫になってきます。

当初は続かなかったものの、仕切り直して再び3つの良いことを書き出し始めると今度は継続できました。

前回の続かなかったときと何が違うかというと、ただ意識的にやることを絞ったからだと思います。つまり1日のうちに取り組むことを運動と瞑想と書く作業に絞るという風に、オーバーワークにならないように余計な習慣は排除していったからです。

1週間続き、幸福度と楽観生が持続したかというとその自覚はほとんどありません。

書いたから幸せかというとそんな感じもなく、きっと書かないといけないと思う義務感がまだあるために幸福に至らないのだと思います。

でも継続していけば義務感も軽減していくと思うので、手応えを感じるようになるまで続けてみようと思います。

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