その他

そうだ・・陰徳を積もう・・。

陰徳はそっと行うもの

徳を思い出す

以前「チャンスの時間」というAbemaのバラエティー番組でパチフェッショナルという企画がありました。

その企画は芸人さんたちがパチンコを打つ上でのこだわりをNHKのプロフェッショナル風に見せるというもので、それ自体はコントなのですが、パチンコを打つ前に店内を掃除したり、倒れている自転車を立てたりと徳を積む行為をパチンコ前に行なっていたのです。

結局ギャンブルに勝つための私利私欲のために行っていることなので、それで勝てるわけではないと思うのですが、徳を積むという行為そのものに、見ていて私は刺激を受けました。

 

陰徳とは、人知れずに行う善行ですから大々的に行うものではありません。

顕徳も陰徳も大事です。

しかしここ数ヶ月意識的に徳を積む行為に取り組むことができませんでした。

その理由は精神的な余裕のなさからです。

 

仕事で追い詰められた状態になっており、その頃の私は同僚たちに苛立ちを感じ、ずっと仕事をやめたいと思っていました。

特にその後仕事に関する気持ちの面での葛藤が解決できたわけではありませんが、最近になってなぜが気分が上向いてきたので(時間の経過とともに気持ちが癒えてきた)、徳や陰徳を積んでいこうと思う余裕が芽生えてきたのです。

↓徳を積むためにゴミ拾いに意欲的になっていた頃の記事。

今回の記事は、すぐに徳を積むことを忘れてしまう自分自身に対してのメモの意味合いがある記事になっております。

ゴミ拾い

まずはゴミ拾いを行うために、わざわざスーパーまで行ってビニール袋を購入しました。

これまではスーパーで肉などの精製食品を購入していた時に包んでいたビニール袋で事足りていたのですが、この頃始めた1日1食生活で、朝食に人参リンゴジュースを飲むようになり、その残骸を捨てるのにビニール袋が必要になったのです。

↓人参リンゴジュース実践編

自宅にビニール袋が無くなってきたので、泣く泣く購入する羽目となりました。

 

街を歩いている時にゴミを見かけても、ビニール袋が手元になくて断念することが多々ありました。

今回の購入でビニール袋を常備することができるようになったので、これでいつでもゴミが拾えます。

年の為せる技か、若い頃だと周りの目を気にしてできなかったゴミ拾いの行為も、誰が見ていようが知ったこっちゃないという心境になりつつあります。

ゴミ拾いは自分のために行っていることです。

人が見ていようが、その人は私のことを助けてくれることなんてありません。

全ては自分の人生のためなのです。

「変わったやつ…」と思われても、その人はそのときそう思うだけで、所詮すぐに私のことは忘れてしまいます。

そんな薄い関係の相手の目なんて気にする必要はないのです。

 

ゴミを拾い始める

ちなみに徳貯金といって徳を積むと利子がついて自分に返ってくるそうです。

何度も言いますが陰徳は人に見られないところで積む善行です。

人に見られた状態で徳を積むと利子が減っていくそうです。

人の目を気にしなくなったと言っても、得が減っては困るのでやはりゴミはこっそりと拾っていこうと思います。

ということで仕事帰りのゴミ拾いです。

スーパーで購入したビニール袋は縦が27センチ。

横が18センチの手のひらサイズの小さいビニール袋です。

職場から最寄りの駅までの10分弱の道程に落ちているゴミを拾っていくだけであっという間に袋がいっぱいになっていきました。

これまではもう一回りビニール袋が大きかったので、容量が多く取り掛かるまでに気合いが必要でした。

たった10分弱の道程で拾ったゴミで、あっという間に袋の中はいっぱいになりました。

なので気軽にゴミ拾いができるようになりました。

少しでも人生が好転していく足しになるかもしれないので、ゴミ拾い中にちょっとした高揚感もあって楽しい気分で取り組めました。

人に情報を伝えるとか・・。

さて次は人に与えるということです。

よく人間関係ではギブ&テイクが必要だと言われますが、物を与えるにはある程度の資金力がないと難しいと思い込んでいました。

しかし、このテイクの部分ですが、それは人にプレゼントをするとか、御馳走するとかだけではなく、情報や人と人とをつなげることもテイクになるそうです。

人間関係が乏しいと思われる私に、人と人をつなげるのは難しいと思います。

それなら、せめて良質な情報を伝えることは意識していこうと思いました。

例えばTwitterに、人の役に立つ情報や人の希望になる言葉を載せることはきちんとしたテイクであり、善行だと思います。

そしてTwitterは匿名なので、陰徳と言えば陰徳だと思います。

だから人の役にたつことや、人の喜びそうなことを書いて伝えていこうと思います。

悪口に同調しない。悪評を広めない。

悪口を言わない。

人から悪口を聞かされてもそれに同調しない。

また人の評判を落とすような話を拡散しないことも陰徳の一種です。

その場では悪口や悪評は盛り上がるのですが、やはりその話をすることで聞いた人はその言われた人を色眼鏡で見る可能性もありますし、評価にも影響を与えるわけですから、口は慎もうと思います。

と言っても人の噂は蜜の味とよく言ったもので、職場などでとっておきの情報を知った時には言いたくなってウズウズしたくなるのも確かです。

特に同僚と一緒にいる時に話題が尽きてきたときの秘密兵器として、その場を盛り上げるために言いたくなってしまうことがあるのです。

ウズウズ・・。ウズウズ・・。

 

ああ!やっぱやめとこ!!

 

と思ったことが私は記憶に残っているだけで過去に3回ありました。

このときはよく踏ん張って言わなかったと我がことながら感心しました。

しかしこれはとても単純な話で、悪口や噂話はその場では盛り上がるのですが、それらを口にした人の評判も落としてしまうからです。

みなさん興味津々で聞いていますが、確実に悪口や噂話を言っている人はそういう話が好きな人というレッテルを貼られてしまうので、どこかで信頼されなくなってしまいます。

目先の盛り上がりのために、自分の評判を落とすのは得策ではありません。

徳や陰徳云々ではないのです。

ぐっと我慢して悪口を言わないことで、私に対する信頼度は保たれると思うので、結局その行為は自分に返ってくるものだと思います。

今回は「ゴミ拾い」「情報を人に与える」「口を慎む」の3つを紹介しましたが、善行は大々的に人にひけらかすものではないので、今後はこっそりと行っていきます。

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