お金について

お金を支払うときの心構えについて。

日常に潜む修羅場

早朝から急激な便意に襲われました。自慢ではありませんが、これまでの人生幾多の便意との死闘を繰り広げてきました。僕は数えきれないほどの修羅場を掻い潜ってきた便意を我慢するプロなのです。

職場に向かうまでのトイレポイントは電車の中、ホーム内のトイレ。いつもお参りをする神社の正面にある公園内。途中のコンビニ。そして職場の中。このように5つあります。

今朝は公園を横切る時に「あれ?ちょっと行きたいかな…」と思い始めたのが死闘の始まりでした。

伏線は前日から引かれていました。いつも朝いちばんに会社の鍵を開ける主任が今朝は半日年休をとっているため、主任よりも15分ほど遅くやってくる隣の部署の上役の人が鍵を開けるということでした。もし、そのことを意識せずに便意を感じながらいつもの時間に職場に行ったら、そこにあるのは尊厳死です。

そんなことを想定して「明日トイレに行きたくなったらやばいな…」と感じ始めたら、もうダメなのです。僕の腸は言葉に対して敏感です。その前ふりがあったので、きっちりと神社でお参りを済ませたあとぐらいにお腹が少しずつ痛くなってきました。

それでも、今までの修羅場に比べたら軽いものなので余裕はありました。

コンビニに到着し、ゆっくりとトイレに向かうと個室トイレが2室とも鍵が掛けられていました。

昨日職場の後輩が言っていたもう1つの伏線を思い出しました。

 「朝~ほんまにトイレに行きたくなって~コンビニに行ったら2室とも鍵かけたまま全然出てこないんですよね~。僕ほんまにキレそうになりました!そこからここまでダッシュして何とか間に合いましたけど…」このとき僕はまだ他人事でした。「ああ…大変だったね…」半笑いでそう答えたのでした。

そして、今朝のコンビニのトイレ前なのです。見事な伏線回収です。殺気が漲ってきます。個室内で携帯電話を弄っているとか解った日には殺気を解放してしまいそうです。

「ガチャ…。」

トイレから出てきたのは、大柄な男性でした。もうそこまで余裕がないのに、こちらに背を向けて手を洗っている大柄男性の顔をぜひとも見てみたいという気持ちと憎しみが相まって、自分の戦闘能力を度外視して睨み付けるという暴挙に出てしまうのでした。

排泄に感謝する習慣を身につけようと思ったのですが、この時ばかりは排泄がこれほど苦しくて憎いことはありません。またこれほどコンビニがあることがありがたいと思うこともないのです。対象が異なるだけで、感謝することには変わりはないので悪いことではないと思うけど危ないところでした。

お金の本ばかり読んでる

心を射抜かれる

 

排泄に感謝できないトイレの話はこのぐらいにしておいて、新たな本を購入したことをお伝えします。「入門お金持ち生活のつくり方」佐々木裕平著(こう書房)

 

きっと、無意識の部分では「金・金・金」なのでしょう。現在メインで読んでいる本はこの本ですが…。

「『感謝の習慣』で人生はすべてうまくいく!」佐藤伝(PHP文庫)

楽しいお金の使い方をした人のところへ、エネルギー体であるお金が入ってくるというお話です。

お金を循環させることができる人と、できない人の違いはどこにあるのでしょうか。それは、お金を払うときの気持ちの違いなのです。

家族でファミリーレストランに行ったとしましょう。2時間も過ごしたでしょうか。レジで八千円ほどの会計をすませる段階で、あなたはどんな思いがよぎるでしょうか。

 

ありがたい気持ちで一万円札を渡すことができれば最高です。自分が払った一万円札で、自分たちの家族が楽しい時間を過ごせただけではなく、そのお金が店員さんの給料になり、それをまた店員さんが使って楽しい時間を過ごす。そんな循環のイメージが持てたら、その人にはお金がどんどん入ってきます。

 一方で「ああ、またこれで一万円札が一枚、出て行ってしまうなあ」楽しくお金を使うことができなくて、お金を使うことが悲しいことになっているのです。こうしてお金を貯め込もうとする人には、お金は入ってきません。                          

「感謝の習慣」で人生はすべてうまくいく!佐藤伝著(PHP文庫)

ズッキューン!!

ドキッを通り越してズッキューンです。心を射抜かれてしまいました。

僕がお土産などを買うことを渋ってしまう心理を端的に現している文面です。人が嬉しいと思うことに喜びを感じるよりも、溜め込む安心感を未だに優先しています。お金が入ってくる人間になるには、もっと人の幸せを願える人間にならないといけないのかもしれません。

 「あんた…ケチ好き?」

むかし本当に短期で整体師さんの弟子になったことがあるのですが、2人っきりになった時に師匠に聞かれた言葉です。ケチというのは僕のことではなく、師匠の知り合いのことなのですが、この質問をされたときに内心では「好きも何もケチは僕です…」と返答をしたものです。そのときは「いや~どうなんですかね~」と言ってお茶を濁して逃げましたが…。

 

大富豪は必ずお金を手渡しします。お金をプレートやカウンターに置くのと、自分の手から運転手さんや店員さんの手に直接渡していくのと、どちらがお金に対する感謝が伝わるか、考えるまでもありません。                                

「感謝の習慣」で人生はすべてうまくいく!佐藤伝著(PHP文庫)

コンビニで支払をするときに店員さんの態度ではっきりとこれって分かれますよね?生理的なものとか、礼儀とか、みなさん様々な考えがあると思うのですが僕の場合お釣りを手渡しされると相手が男女関係無く嬉しいものがあります。変わってるのかな?この感覚って?

ただし、手渡しでも手と手が触れないようにお釣りを掌に落とすように返す店員は、「俺の手が汚いってか…?」と思い、不愉快な気分になります。

手渡しでも不愉快な渡し方はあるのですが、本に書いてあることを実践してみようと思います。

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