人間関係

「流す」「やり過ごす」自分なりの方法。

メンタルを安定させる方法を模索する

ゴールデンウィーク明けからの問題

毒の強い人が苦手です。皆さんはどう思われるかわかりませんが、人の悪口や悪意が強い人がそばにいると、いつかその矛先が自分に向いてきそうで、緊張を強いられてしまうのです。

元々毒に対する耐性が低いのかもしれません。

ということは僕の家族や周囲の人たちの毒がそれほど強くなかったから耐性が低いのかもしれません。だから環境に僕は恵まれてきたとも考えられます。

そんな耐性の低い僕の同僚として毒っ気の強い人がGW明けから配属されるのです。気が重いです。

その毒に負けないように精神を安定させる方法を準備しておく必要があります。

メンタルの波があるということ。

怒りや不快な感情に苛まれた時にそれをそのまま表出しがちだったのですが、最近この怒りや不快の感情には波があるのではないかということに気付きました。

つまりその怒りの感情の引き金になる出来事が起こったとしても、時間が経つとその感情が徐々に収まっていき以前の前向きな状態に戻れるということです。

だから、怒りを感じた時や不満などの不快な感情に苛まれた時にそれをそのまま表現すると人間関係のトラブルを招いてしまうので、一旦ぐっと我慢してみるのです。

しばらく時間を置いておくと自分が冷静になっていることに気付きます。

現実の問題は何も解決していない(ここがポイント)のに、時間が経つだけでまた問題に取り組む意欲が湧いてくる。

現実は何も変わっていなくても気分は変わっている。

よく「時が解決してくれる」という常套句がありますが、そういうことなのだと思います。

現実の問題に直接取り掛かって解決する必要がある場合もありますが、現状の自分にはぐっと我慢してやり過ごす術を学んだ方が良い段階にいると思いました。

やり過ごし方

「流す」とか「やり過ごす」とかが苦手だったので、この度良い機会なのでその方法をマスターしようと思いました。

思いついたのは以下の2つの方法です。

①外の世界に目を向ける
②何かしらの行動を起こす

 

外の世界に目を向けるとは、脳はその性質として同じことをリピートして考える癖があるそうです。

よってうちにこもって考え続ける行為は問題解決には有効では無いのです。

それならば、景色や周囲にいる人たちに目を向けたりすることで、一旦その浸っていた考えから距離を置いた方が効果的ではないかという話になってくるのです。

僕は昔スペインの巡礼に行ったことがあるのですが、その時にホームシックに罹ってしまいました。

その時に自分の後ろ向きの考えに浸ってしまうのが辛かったので、意識的に外の景色や外国人たちに目を向けるようにしてなんとか乗り切ることができました。

それまでは物事を解決する時には考え続けないと解決策は生まれないと思い込んでいましたが、この時にやっと考え続けてもどうしようもないということに気付き、外に向けて「やり過ごす」必要性が感じられるようになったのです。

人の目を気にしている人というのは意識が他人を介して自分に向いているのだと思います。

その他人の目から見た評価も結局は自分が自分に対して思っていることが多いと思います。

他人の目で自分ががんじがらめになってしまいストレスを感じて自滅するぐらいなら、意識を外に向けて「どう思われるか?」よりも「どう思うか?」に向きを変えた方が人への関心も湧いてくるようになると思います。

意識はふたつのことは同時に考えられないのですから、「どう思うか?」で意識を占めた方が僕の場合は楽に生きられるようになると思います。

②の何かしらの行動を起こすについては荒っぽい言い方をすると、行動を起こして気が収まるまで時間を稼ぐということです。

僕は昔、家にひきこもっていたのですが、その時を回想して母がたまにこのようなことを言っていました。

お母さん仕事してて良かったわ〜。仕事してなくてあんたと一緒に家にいたら共倒れになっとったわ〜

仕事に取り組んで我が子から物理的な距離を置くことで、自分を守ることができたのだと思います。

ストレスを感じている時こそ、仕事に没頭したり、家で掃除をしたり散歩に出かけたり銭湯に行ったり、マッサージを受けに行ったりネットカフェに行くなど、どこかに行って異質な刺激を頭にいれるか、頭の中が空っぽになるぐらいにぼーっとしてみることが時を経過させて意欲を取り戻すのに最適なことなのかもしれません。

だから趣味や好きなことを持っているって自分を守るために必要なことだと思います。

まとめてみる

つまりあの手この手で「気を紛らわせる」ということが感情の波にのまれない最適な方法なのです。

そもそも、極力不快な思いをさせる人や出来事からは徹底的に距離を置く生き方をしても良いと思います。

だから嫌だと感じている人と仲良くする必要もないし、仕事に関する連絡は必要ですが、無理に合わせる必要もありません。

昔は不快な出来事に飛び込んで克服することが人間的成長に必要だと思っていたのですが、それをやったところで苦手だった人が好きになることも無いですし、嫌いな人は嫌いなままな方が多いのです。

不快なものを避ける!

これも処世術のひとつのような気がします。

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