本の実践

入院していたツレと、「わたなべぽん」さんの本。

わたなべぽんさんの本に共感

久々の断捨離

ツレの病気が悪化して入院していた時期に、家の掃除をよくしました。

当時はショックでどうでも良いような心境になっていたのですが、彼女に会う時間が無くなった分、その空いた時間に何か自分が好きなことに挑戦してみようと思ったのです。

ひとまず掃除といらないものを捨てることにしました。

掃除前

洗面所を整理して、拭き掃除をして水垢やらソリ散らかした髭を拭き取ることにしました。

掃除後

いかがですかね?変化に気付いて頂けました?

常に清潔感を保つために、洗顔時に洗面台の拭き掃除をセットで行うことにしようと思いました。

「ながら掃除」ってやつです。

それからロボット掃除機の「ブラーバ」をかけながら、DMのいらない書類も処分。

また仕事の昔の書類なども整理して処分し、45リットルの黒ビニがいっぱいになりました。

掃除は結構気力と体力を使います。

それにしても部屋が綺麗になると気分が良いし、掃除することで充実感が芽生えますね!!

掃除の手が止まらない

時間を置いてその日のうちに台所の整理も行いました。

とにかく、出しっぱなしにしているお皿を片付けました。

ここも「ながら掃除」です。

先ほどの洗面台のように、片付けなどと並行して掃除を行うのです。

この場合の「ながら掃除」は、皿洗いのついでに台所のお皿を片付けてステンレスの拭き掃除をするという簡単な内容です。

簡単な掃除でも、実践していけば清潔感が維持できるものです。

「面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました」わたなべぽん著(株式会社KADOKAWA)にも「ながら掃除」のことが書かれていました。

「ながら掃除」を始めて1週間経ちますが、これなら苦もなく続けていけそうです。

また「面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました」から取り入れようと思ったのが、月に1回日にちを決めて、そのときに部屋の1カ所を大々的に掃除するというものです。

本の中では大掃除を年末に一気にやるのが面倒で、それなら毎月1カ所ずつ掃除すれば面倒ではないのでは?ということで始めているのですが、私もこの掃除の仕方が良いと思いました。

まずは日にちと掃除箇所を本を参考にして決めて、スケジュール帳に書き込むところから始めたいと思います。

わたなべぽんさんの「やめてみた。」を読んでみた。

他にもわたなべぽんさんのご著書をいくつか購入しています。

この」(幻冬社文庫)は100ページ強の漫画なのですが、いや〜これが面白かった!

内容は生活の中で当たり前のように取り入れている行動や考え方を1つずつ手放していくというお話です。

この著者のやめることを決めてから習慣を変えていく姿勢がすごいのです。

変化するには気張って頑張って…というよりも、頭の中で「やめると決める」ことが大事なのかもしれません。

私の話になりますが、昔カウンセリングを受けている時に主治医に「変わるためには…変わるって決めることだよ〜」と言われたことを思い出しました。

とにかく読んでいて自分の姿を見ているようで、身につまされるような心境になる場面がチラホラ。

まず「スマートフォン」では携帯を見過ぎで生活が乱れていくというお話。

これはまさに私と一緒。

本を読んで実践する時間が欲しいと思っているのに携帯がやめられない。

そして「お詫び」は、すぐに人に「すいません…」と言ってしまう癖を変えていこうというお話で、これは私もツレもよくやる悪癖です。

だから私たちもお互いに「すいませんじゃなくて、ありがとうって言おうや。」と言い合っていました。

最後に「夜ふかし」では、夜ふかしをつい行ってしまう心理にも共感!

この3つの話がズドーン!と芯を喰って、ストレートに響きました。

入院していたツレの話

入院していた時期のツレとは、1週間に1度のお見舞いに行きました。

コロナ禍により接近は禁止されていたので、遠目で見るだけだったのですが、ツレの体の状態があまり良さそうには見えませんでした。

正直な話を言うと、ほんの少しこのまま別れたら楽になるな〜と思ったのです。

このままズルズルとお付き合いをするわけにもいきません。かといって同居すると私が辛くなるのではないか?との危惧もありました。

顔を合わせたときに手を振りあったのですが、手を振るツレの体の動きがカクカクしており、体の機能の低下が誰の目から見ても明らかな状態だったのです。

それで悲しくなってきました。

情けないことに私はボロボロと泣いてしまったのです。

別れたら…終わりだし、確実に後悔するでしょう。

それよりも本当にツレを明るい世界に連れていきたいと強く思ったのです。

障害を持った彼女とどのように付き合っていけば良いのか?相談できる人が周りにいません。

だから、この前職場の運転手さんに打ち明けてみました(相手をきちんと吟味して)。

「うーん…。いまは自分の気持ちを整理した方がいいよ…」

まだ整理しきれていません。

ただこの「やめてみた。本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方」はツレに読んでもらいたいと思いました。

今後どうなるかわかりませんが、私も「わたなべぽんさん」に倣って、ツレの障害や性格を受け入れることを「決める」必要があるのかもしれません。

 

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